2015年4月23日木曜日

【リラ・プレカリア】公開講座6月11日「ミュージック・サナトロジーの宗教的・歴史的基礎」のポイント


リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座は一般に開かれた講座です。多くの皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

6月11日の「ミュージック・サナトロジーの宗教的・歴史的基礎―11世紀クリュニー修道院の看取りの儀式」担当里村生英講師(京都大学大学院 教育学研究科 博士後期課程)に聴きどころをお寄せいただきましたのでご紹介します。

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死に逝く人の身体的そしてスピリチュアルなニーズに、プリスクリプティヴ・ミュージックによって、愛情深く応答する――「ミュージック・サナトロジー(music-thanatology)」と呼ばれるこの運動(活動)は、1970年代の半ば、アメリカで始まりました。創立者であるT. シュローダー=シーカー (Therese Schroeder-Sheker)の個人的な出来事を契機とし、彼女の個人的模索・実践から、徐々に組織的な活動へと発展、そして現在では、緩和ケア及びエンドオブライフケア従属の専門分野として認められるまでになっています。

今回の講座では、シュローダー=シーカーがこの仕事を始める契機となった経験(神聖な看取り)、そして、彼女がこの分野の開発途中に出会った一人の歴史学者の功績(11世紀フランスのクリュニー修道院の儀式書研究)を吟味することを通して、ミュージック・サナトロジーが私たちに問いかけるテーマについて、思いをめぐらせてみたいと思います。

おそらく、皆様方の、人間観、死生観、世界観・宇宙観、実践観、音楽観などに応じて、いろいろな想い・スピリットが、JELAの聖堂を舞うことでしょう。どうぞよろしくお願いいたします。

※プリスクリプティヴ・ミュージック=(一人ひとりのために)処方された音楽。その音楽を聴く対象一人ひとりに向けて奏でられる音楽のこと。リラ・プレカリアではこれを「パストラル・ミュージック」と呼んでいる。

里村生英

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2015年の公開講座の概要】
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10301200
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

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