今年で10周年を迎えるUNHCR難民映画祭が10月2日にスパイラルホール(東京・青山)で開幕した。
当日上映されたのは『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』で、上映に先立ちUNHCR駐日事務所代表のマイケル・リンデンバウアー氏と元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏があいさつに立ち、上映後は、映画に準主演で出演したUNHCR親善大使のゲール・ドゥエイニー氏が登場した。現在は俳優やモデルとして活躍するドゥエイニー氏はインタビューに応じる形で、スーダン難民で元少年兵であった自身の経歴と映画の役柄を重ねあわせ、また親善大使として託されたミッションへの意気込みを語った。
会場は超満員で多数のメディアが会場内と廊下に溢れ、シリア難民を発端とする難民問題への関心の高さがうかがわれた。映画祭に選ばれた10作品は10月と11月にかけて、東京・札幌・仙台の3か所5会場で上映される。詳しくは以下を参照。
JELA事務局長・森川博己
【関連リンク】