クリスマスを間近にひかえ、短期宣教師として九州学院で教えておられるディーン・ホルツさんからメッセージが届きました。ディーンさんは2014年の秋に来日しました。九州学院での英語教師としての任務は2017年3月までです。
◇◆◇
昔から言葉に強い関心を持っているものの、私の今の日本語力は限られています。熊本での2年間の任務を終える時までに、ちょっとした日本語が使えるレベルになりたいものです。決まった表現を口にしたり簡単な質問をしたりするのは大丈夫なのですが、日本人の言うことが100%わかると言うにはほど遠いです。
ディーン・ホルツさん(中央)と大江教会の信徒の方たち |
こんな私ですが、一週間に一日だけ日本語がよくわかる日があります。その日には私の言葉を目の前の日本人がわかるし、私も相手の言葉が理解できるのです。それは日曜日です。ルーテル大江教会で、裂いたパンを手に持ち、信徒一人ひとりに「これはキリストのからだです」と私が語る瞬間です。信徒のかたが手を差し出して、キリストのからだであるパンをつつしんで受け取ります。そして「アーメン」と言います。たいした会話に見えないかもしれませんが、私には何にもまして心地よく、充実したひとときです。
聖餐式の様子 |
週の最初の日を、このようにキリストと共に始めることができるのは、なんという祝福でしょう。人々の間の翻訳と仲介をキリストがしてくださる限り、問題は存在しないのです。
(ディーン・ホルツ)
◆◇◆
【関連リンク】