日本にいる難民や難民申請者を、一般家庭でホームステイの形で温かく迎えられないかと考えている青年グループがあります。グループ名を「WELgee」と言い、その立ち上げ準備メンバーが4月19日にJELA事務所を訪問しました。
「WELgee」という名称は、Welcome(歓迎)とRefugee(難民)を組み合わせたもので、首都圏の大学生・大学院生が関わっています。
活動趣旨や JELA を訪問した感想などをメンバーの方に書いていただきましたので、以下にご紹介します。
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左から中原さん、渡部さん、森川事務局長、下川職員 |
私たち「WELgee」は現在、東京大学大学院総合文化研究科の 渡部清花、創価大学経営学部の中原咲希、東京都市大学都市生活学科の細田侑の三人の学生で活動しています。
三人とも、日本に逃れてきた難民が直面している状況についての知識は皆無に等しかったのですが、今年の2月に社会事業を考えるプログラムを通して知り合い、社会システムからこぼれ落ちてしまう人は誰だろうと考えるなかで、難民の人々が浮かんできました 。
調べるにつれ関心が高まっていき、助けを求めに日本にたどり着いたはずの難民が収容所に入れられたり、ホームレス状態になってしまったりする現実を知り、なんとかしたいと立ち上がりました。
日本社会にうまく適合し、安心で安全な暮らしを日本の一般の方が率先して提供できる仕組みをつくりたいとの想いで、現在「難民ホームステイ」という事業を計画しています。
難民と聞くと、多数の日本人は自分とは無関係だと思っているように感じます。しかし、一般の家庭が一定期間、難民と共に生活することによって難民が身近な存在であることに気づき、日本社会全体が多文化や多様性を受け入れることができるようになればと考えています。
これまで多くの難民にシェルターの提供をされてきたJELA様の訪問では、様々な問いかけにご丁寧にお答えくださり、大変有意義な時間を過 ごすことができました。
難民が日本社会で生きていくためには多くの障害がありますが、多くの人の協力で変えることができると確信し、決意をあらたにすることができました。
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話を聞きながら、「難民ホームステイ」は大変興味深い斬新なアイディアだと感じ入りました。今後さらに取り組みが進められ、JELAも何らかの形でご協力できないかと思わされた次第です。
計画の実現を期待します。
三人とも、日本に逃れてきた難民が直面している状況についての知識は皆無に等しかったのですが、今年の2月に社会事業を考えるプログラムを通して知り合い、社会システムからこぼれ落ちてしまう人は誰だろうと考えるなかで、難民の人々が浮かんできました 。
調べるにつれ関心が高まっていき、助けを求めに日本にたどり着いたはずの難民が収容所に入れられたり、ホームレス状態になってしまったりする現実を知り、なんとかしたいと立ち上がりました。
日本社会にうまく適合し、安心で安全な暮らしを日本の一般の方が率先して提供できる仕組みをつくりたいとの想いで、現在「難民ホームステイ」という事業を計画しています。
難民と聞くと、多数の日本人は自分とは無関係だと思っているように感じます。しかし、一般の家庭が一定期間、難民と共に生活することによって難民が身近な存在であることに気づき、日本社会全体が多文化や多様性を受け入れることができるようになればと考えています。
これまで多くの難民にシェルターの提供をされてきたJELA様の訪問では、様々な問いかけにご丁寧にお答えくださり、大変有意義な時間を過 ごすことができました。
難民が日本社会で生きていくためには多くの障害がありますが、多くの人の協力で変えることができると確信し、決意をあらたにすることができました。
(中原咲希)
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話を聞きながら、「難民ホームステイ」は大変興味深い斬新なアイディアだと感じ入りました。今後さらに取り組みが進められ、JELAも何らかの形でご協力できないかと思わされた次第です。
計画の実現を期待します。
【関連リンク】
渡部清花さんによる朝日連載記事(2015年1~6月、全20回)
WELgeeのメール連絡先
「WELgee」Facebookページ(現在準備中)