2021/05/12

【世界の子ども支援】インドCRHP新型コロナ感染対策近況

 JELA20年以上に渡ってインドにて医療機器提供やボランティア派遣などの支援活動に協力してきたパートナー団体CRHPComprehensive Rural Health Project)の近況を紹介いたします。

20208月発行の弊社団機関紙「JELA NEWS」52号5ページの記事でも紹介した様に、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミック当初からCRHPでは、施設内の病院を濃厚接触者や感染者たちの治療のために提供してきました。
患者の治療にあたるCRHP責任者ラヴィ・アロレ医師(手前)

今年の5月現在、インドがCOVID-19感染拡大の第2派を受けている中、CRHPは地域の感染者の治療に奮闘し続けています。これまで5000人以上の患者にあらゆる工夫をしながら治療しており、致死率は1%以下に抑えています。現在も900人以上の患者への治療のために、病院裏に大型テントを貼って対応をしています。
患者増加に対応するためにCRHPで建てた仮設テント内

CRHPの責任者と医師でもあるRavi Arole(ラヴィ・アロレ)氏は、ワクチンを含む治療薬が不足している中、個々の患者の症状に合わせた治療法を行うことで、特定の薬に頼らずに回復を促すことを実践しています。
以下は、Arole氏の紹介記事と動画(英語のみ)のリンクです。
https://fit.thequint.com/coronavirus/vaccine-treatment/meet-the-man-whos-treated-5k-covid-patients-without-remdesivir
CRHPラヴィ・アロレ医師

CRHPでは、協力団体や個人の支援により、これまでの患者への治療を含め、地域の農村への感染予防活動を無償で提供しています。JELAでも、CRHPのCOVID-19感染対策活動のために緊急支援を行ってきました。引き続き、皆様のお祈りとご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


※JELAは今後もCRHPへの対コロナ支援を続けて参ります。
皆様からのご寄付もお届けして参ります。詳細・寄付の手続きはこちら → JELA寄付ページ