6月29日(木)、平日の夜の開催にもかかわらず約40名の方がご参加下さり、「ウクライナ避難民支援報告会」を開催することができました。
ゲストスピーカーは、昨年3月にJELAホールで開催されたチャリティイベント「ウクライナの平和のために祈る会」でも、ウクライナ戦争勃発直後のウクライナ避難民の様子をお話しくださった、イタリア ミラノ賛美教会の内村伸之牧師。内村牧師は、ウクライナ戦争勃発から1年4か月余り、継続して避難民支援にあたり、2022年11月以降はウクライナ国内の国内避難民支援に現地の教会ネットワークと共に取り組んできました。
今回の報告会では、現地の教会がプラットフォームとなって、オデーサやキーフ近郊の廃墟となった町々から逃れた人々に支援物資を届ける働きや、心の平安をもとめて教会に集う人々の心のケアについてのお話がありました。
ウクライナは人口の8割以上が東方系の正教会やカトリック教会の信徒ですが、ウクライナ戦争の勃発とともにそれらの教会が閉鎖されたり司教がウクライナを離れたりしたために、教会に集うことができなくなり、多くの人が霊的なうえ渇きを経験しているとのことでした。支援物資の配給がないと分かっている日でも、聖書の話を聞くためだけに多くの人が教会に集っているそうです。
戦況は膠着化し、子どもの心のケア、教育が今後の課題となるというお話もありました。この夏には「HOPEウクライナ」という子どもや若者を対象としたキャンプが計画されているといいます。
出口の見えない戦争ではありますが、人々の心は戦後に向けて動き始めています。
今回の報告会開催にご協力下さったグレイス合唱団から託していただいた寄付金に、皆様のお祈りとご寄付を合わせて、現地の必要のためにお捧げ致します。
皆様のご協力をお待ちしております。
なお、この報告会の様子は後日YoutubeのJELA公式チャンネルでアーカイブ公開致します。ぜひご覧ください。
【ご寄付方法のご案内】
- 郵便振替: ゆうちょ銀行ATM・窓口でご寄付いただけます。
- 払込取扱票の通信欄に「ウクライナ支援」とご記入ください。
- 口座番号:00140-0-669206
- 加入者名:一般財団法人JELA
- 銀行振込: 下記の口座にて寄付金のお振り込みを承ります。
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