2016/08/16

【アメリカ・ワークキャンプ2016】参加者のレポート(その3)

井上笑さんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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井上 笑(札幌・16才) 

昼のデボーションも神様や聖書について深く考えさせられる素敵なプログラムでしたが、私は夜のプログラムが印象的でした。特に水曜日からのプログラムは私の心に深く刻まれています。
夜のプログラムの模様

水曜日は、自分の弱さを1ペニー(約1円)に乗せて神様に差し出しました。自分の犯した
たくさんの罪が思い出されて、悔い改めようと誓いました。また、そのペニーは金曜日(最後の)夜のプログラムのときに、今年のワークキャンプのテーマである「EXTRAORDINARY(普通じゃない)」の文字が型押しされて返ってきました。弱さのペニーが変わったことで、弱さが「普通じゃない強さ」に変わった気がしました。
EXTRAORDINARY(普通じゃない)ペニー


木曜日は、五感で神様を学ぶプログラムが一番心に刺さりました。内容は、優しさ・心が折れた(傷ついた)とき・愛・自然など6つのステーションのうち自分の行きたいステーションに行き、体感するものです。私は、見つけた順に回りました。
 

最初は、優しさのステーションに行きました。綿を触るのですがとっても柔らかくて、いい香りがして…持っていると逆に体重が軽くなったかと感じるほど軽くて温かくて心地よかったです。
 

次に、心が折れた(傷ついた)ときのステーションに行きました。両端が尖がっている爪楊枝を二つに折って、十字架の形に置きました。尖がっているほうも折れてギザギザになったところも両方心に刺さるようで、傷の切り口のようで心が痛み、心が満たされずスカスカになった気がしました。
 

次は、愛のステーションに行きました。保湿乳液のようなものを手脚に塗りました。肌にスッとしみ込んでいい香りがし、神様に包み込まれている感覚がしました。
 

その次は、自然のステーションに行きました。神様の恵みに感謝し模造紙に絵を書きました。
 

次に、十字架のステーションに行きました。イエス様が茨の冠をかぶり、釘で十字架につけられたように、自分の爪を痛いほど頭や手に押し付けました。ここは、ほかのステーションより空気が重くて、イエス様が十字架につけられた重みを感じました。
十字架ステーションの前で話すMC

次は、画用紙に指紋をスタンプするステーションに行きました。さまざまな色でさまざまな大きさ、形の指紋があって、さまざまな人種、個性のWork campersがいて、その一人ひとりを神様は受け入れて愛してくれていることを感じました。

神様はいつも私の荷物を一緒に持って軽くしてくれて、優しく寄り添ってくれて、心が傷ついてスカスカになっても愛で心を満たしてくれて、罪を犯してしまっても悔い改めさせてくれて、自然を備えてくださって…ということが循環されて、一人ひとり見てくださっているのだなということを感じました。

アメリカに行ってみて、とても自由で自分らしくいられるいい国だなと感じました。また、これからはアメリカ及び外国に積極的に旅行したいと思います。そのために、日本でもっと勉強をして自分の生きたい生き方で、住みたいところに住めるように…自分で未来を掴もうと思いました。

ポール星崎さん、渡辺薫さん、日本の参加メンバー、ホストファミリー、ホストチャーチの方々には、大変お世話になりました。また、アメリカで出会ったすべての方に心より感謝しています。この旅で、外国も大好きになれましたし、たくさんのEXTRAORDINARY(普通じゃない)な体験を通して、自分の弱さの殻を破ることができたと思います。本当にありがとうございました。
ペンキ塗り作業中の井上さん(左)とクルーメンバー

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