2020年3月27日

【カンボジア・ワークキャンプ2020】参加者レポート⑤(村上綺理人さん)

JELAは2月12~22日にカンボジアでワークキャンプを行いました。

引率2名を含む7名の参加者たちは、JELAが支援している現地団体との協力で2箇所の小学校でのボランティア活動を行いました。また、学校の子どもたちと遊び、カンボジア・ルーテル教会の青年会や礼拝に参加し、交流を深めました。

カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。
以下は、村上綺理人さんのレポートです。

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私がカンボジアのボランティアワークキャンプで、ポル・ポト政権時の虐殺や地雷被害、十分な環境とは言えない学校の中で勉強する子供たち、生活するために必死に働いているカンボジアの人々について知ることが出来ました。カンボジアという異国でのこれらの経験が、自分の人生観を180度変えることができたと思います。


校舎図書室の壁を塗る村上さん
ポル・ポト政権の残虐な政策や虐殺の記録を記念館で見たときは現実から目を逸らしたくなるような、そして何でこのような事をしたんだ、という怒りの感情が私の脳を支配したような感じでした。拷問博物館で、自分が当時の拷問を受けている身になって色々見て回りましたが、生きる希望が見えないような絶望感に襲われるほどの拷問時の写真や古びた留置場を見ました。地雷博物館もそれに負けないぐらい大変な惨事や今も必死に活動していることに心を打たれました。

小学校を2件訪れましたが、どちらの学校も子どもたちがみんな元気で、私達のような初対面相手でも、笑顔で積極的に接してくれて、とても嬉しい気持ちになりました。日本とは違い、学校の設備も十分とは言えない環境の中で、必死に勉強に励む子供たちを見ました。

日本の子供たちはやる勉強というよりやらさせる勉強をしている雰囲気が多い印象でしたが、カンボジアの子供たちはみんな自分で勉強をしたいという熱意が遠くでも見て分かりました。私たち日本人の多くは、今の日本の環境が恵まれているということに気付いていないんだなと思えました。
子どもたちのために折り紙に集中する村上さん(左、グレーのポロシャツ)
そして7人の参加者メンバーで団結して過ごした日々は私にとってかけがえのない経験になったと思います。みんな個性的で明るく元気な方々で、このメンバーだったからこそ楽しく、そして安全にワークキャンプやボランティアを終了することができたと確信しています。
子どもたちに囲まれ腕相撲を楽しむ村上さん(中央)

このワークキャンプを経験して、またカンボジアの子供たちのために、そして自分の経験のためにまたしっかり勉強してからカンボジアに行きたいと考えています。このようなボランティアを開いて頂きとても感謝しています。