2020年6月30日

【難民支援】JELAハウス日本語ボランティア 「文化や価値観は違う、それらを超えて親しくなれる!」その1

JELAは難民や難民認定申請中の方にJELA(ジェラ)ハウス(難民シェルター)を無償で提供しています。居住者の中には、来日して間もないため日本語が話せない方や、日本語の読み書きを勉強する機会が無かった方もいらっしゃいます。JELAでは、居住者支援の一環として、日本語を学びたい方にボランティアで日本語レッスンをしてくれる方をご紹介しています。新型コロナウイルスの影響で、対面でのレッスンが難しくなりましたが、ボランティアの方々がインターネットを使った新しいレッスンを開始してくれました。ボランティアの方法も新しい時代に突入したのだと思います。新型コロナウィルス禍の影響下にありながら、パソコンやスマートホン、オンライン教材を駆使して日本語ボランティアをしてくださっている塩野かなでさんにご寄稿いただきました。  

JELAハウス日本語ボランティア 
「文化や価値観は違う、それらを超えて親しくなれる!」 その1


塩野かなで 

 こんにちはJELAで日本語ボランティアをやらせて頂いている塩野かなで18歳です。高校三年生の秋頃にJELAハウスに住む難民への日本語ボランティアを始めました。
塩野かなで

ボランティアを始めたきっかけは、6月20日に世界難民の日に渋谷でたまたまUNHCRのイベントを見かけ、難民について知ったことです。「難民問題」は世界の他の国で起きているとなんとなく感じていたため、日本でも私の想像以上の難民認定申請の件数があることや、日本で難民認定申請が認められることの厳しさなどについてボランティアや弁護士の方からお話を聞きとても驚きました。その後自分で難民について調べ、自分も何かお手伝いしたいと考えていたところ、JELAでのボランティア活動について知り、日本語を教えるボランティアとして働かせて頂くようになりました。 

初めてのボランティアの日、電車で、フランス語での自己紹介の練習をしていたことをよく覚えています。英語は得意だったのですが、フランス語は習っていなかったため、日本語を教える時に意思疎通ができないかもしれないととても心配していました。緊張が高まる中、最寄りの駅でもう一人のボランティアの方と合流して、待ち合わせの場所に行きました。

難民の方は私たちよりも先に到着していて、笑顔で迎えてくれました。彼女の笑顔と一生懸命な姿はその場和ませてくれ、平仮名やカタカナ、簡単な挨拶などの練習もスムーズに進みました。段々意思疎通もできるようになり授業も盛り上がるようになりました。初めての授業が終わったときには、緊張や不安よりも、難民の方が少しずつ日本語を話せるようになっていく姿を見ることによる嬉しい気持ちや達成感の方が大きかったです。

また、難民の方がいつも笑顔で「ありがとう」など覚えた日本語を使って言葉をかけてくれる事は物凄く嬉しかったです。その後、二人の男性の難民の方が日本語の授業に参加して、現在は三人の方に日本語を教えています。三人それぞれ日本語の勉強の仕方や、得意不得意が異なるため、少しずつ授業の仕方を変えながら進めています。うまくいかないことも多数ありますが、工夫しているうちにいい方法が確立されることもあり、私自身楽しみながらボランティアをしています。 (つづく)



 JELAでは、今回ご紹介した塩野さんのようにジェラハウスに居住する難民の方々のために日本語を教えてくださるボランティアを募集中です!

 遠方の方でもオンラインレッスンも可能かと思いますので、ご関心のある方は以下までご連絡ください。

Eメール: jela◎jela.or.jp (◎を@に変えてください)
電話: (03)3447-1521 (平日9:00~17:00)

JELAボランティアになるためには、
ボランティア登録(履歴書の提出)と面談(オンライン説明会)がございます。
双方が納得した場合、正式にボランティア登録となります。


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