2024/08/31

【米国ワークキャンプ2024】参加者レポート5(木下 裕美子)

  JELAは、2001年からアメリカで開催される家屋修繕の中高生ボランティアワークキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本の中高生を派遣しています。コロナ禍で2019年を最後に同キャンプを延期していましたが、今年7月に5年ぶりとなるワークキャンプを再開することができました!


 今回は全国各地から17名の中高生が集まり、ミシガン州はミッドランド市で開催されたキャンプに参加しました。(※キャンプの様子を取り上げたブログ記事を毎日更新していました!キャンプ初日の速報はこちら

 キャンプ終了後に参加者から寄せられた感想レポートを掲載して参りますので、ぜひご覧ください!!

◇◆◇ 

『ワークキャンプに参加して』
 
木下 裕美子(高校1年生)
 
 私は今回のワークキャンプが初めてのアメリカだったのですが、不安を感じながらもたくさんの刺激を受けました。初日には、羽田空港で飛行機に乗り込んだにも関わらず、世界的なコンピュータのシステムエラーの影響で飛行機が欠航になりました。改めて席を確保した飛行機に乗り込み飛び立つまでの間は、日本福音ルーテル蒲田教会でお世話になり日本人メンバーとの交流を深めたり、ワークキャンプで披露するソーラン節の練習をしたりしました。

蒲田教会近くのレストランで夕食(一番右が木下さん)

 ワークキャンプ前のホームステイは残念ながらできず、ワークキャンプには2日遅れで参加することになりました。デトロイト空港からワークキャンプの宿泊先に移動すると、既にワークキャンプに参加していたアメリカのクルーたちが私たちをとても暖かく迎えてくれました。私たちは長時間のフライトで疲れていましたが、とても嬉しかったです。


一緒にワークしたメンバーと共に(一番右が木下さん)

 初めてワークをした日は、英語が通じるか、レジデントやチームの役に立てるかとても不安でした。ですが、チームのメンバーがたくさん褒めてくれたり、私に伝わりやすく話してくれたりしたので、不安はすぐになくなりました。でも、次の日に朝のプログラムでメンバーの話していることが分からず、少し涙が出てしまいました。その後ゆっくり話してほしいと頼むとゆっくり話してくれたので、理解しやすくなりました。私はみんながここまで私に優しくしてくれるのは、神様を通してつながっているからだと感じました。3日目の夜のプログラムでは、ワークに参加している一人の男性から家族の辛いお話を聞く機会がありました。その時私は大きく心が揺さぶられたように感じました。神様が私の心に働きかけてそんなことをするのは何か特別な理由があるのではないかと思いましたが、それにしても我慢できなくなるくらい心が苦しかったです。

ワークに励む木下さん

 今回キャンプに参加して、私は神様や周りの人たちにとても深く愛されていると感じました。そしてこのワークキャンプに参加したことで、神様と自分の関係とはなんだろうかと何度も考えました。これからももっと神様との関係を深くしていくために聖書や神様についてたくさん学んでいきたいと思います。今回のワークキャンプに参加して素晴らしい経験をすることができたので、これからはその経験が生きるように生活していきたいと思います。