7月31日、2か月間のJELAのインターンを無事に勤め上げた勝村夏帆さん。
夏帆さんはアメリカの高校に通いながら、夏期の一時帰国期間を利用して、JELAでのインターンを志望してくれました。英語、フランス語のスキルをもって、難民支援事業を中心にJELAや難民の方々の大きな助けとなりました。
今回、インターンを終えた後の感想をJELAブログにご寄稿頂きましたので、ぜひご覧ください!
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インターンを終えて
私は六月から七月までの二か月間、JELAでインターンをさせていただきました。私は中学生のころから国際関係や教育に関わる人権に興味があり、難民支援や世界の子供育成などをしているJELAでのインターンはぴったりだと思いました。また、フランスやアメリカに住んでいた経験があるので、フランス語や英語を活かして難民の方のお役に立てることても楽しみにしていました。
難民シェルターのゴミ出しレクチャーを 英語・フランス語で行う勝村さん(中央) |
ピザパーティーで勝村さんを囲んで(右中央) |
インターン中は難民支援に興味があった私に、日本語レッスンのアシスタントの機会をいただけたことが本当に嬉しかったです。今まで経験したことのない事だったので最初は緊張しましたが、先生も難民の方も皆さんとても優しくしてくださいました。難民の方は日本語のレベルが初心者から中級者と様々で、また説明も英語とフランス語で行ったので混乱してしまうこともありました。しかし皆さんが必死に日本語を覚えようとする姿勢と熱意に励まされることが多かったです。日本語は文字も文法も他の言語と違い、平仮名の「き」と「さ」が似ていたり、今まで気づかなかったけれどもとても難しい言語だと気づかされました。最後には今後の日本語ボランティア先生方のための計画票を作成し、私が二か月通して行った成果が目を目にすることができてとても嬉しかったです。
今回のインターンを通じて日本で暮らす難民の方々が抱える問題や、受け入れ側の日本の社会の問題を沢山知ることができました。また「誰かのお役に立てることの喜び」と「教育の大切さ」を痛感し、改めて将来は世界で助けを必要とされている方々の為に働きたいと実感しました。心からこの機会を与えてくださったJELAの皆様に心から感謝いたします。
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