東日本大震災から8年が過ぎるにあたり、日本福音ルーテル教会東教区主催の「3.11を憶える礼拝」が、日本福音ルーテル東京池袋教会(豊島区池袋3-7-1)で3月10日(日)に開かれ、リラ・プレカリア研修講座修了生の綱春子さん(1期生)、中川愛弓さん(5期生)と、キャロル・サック宣教師(リラ・プレカリア創始者・米国福音ルーテル教会)の3名が、ハープと歌による祈りを捧げました。
ハープと歌による祈りをリードした中川愛弓さんからは、次のような感想をいただきましたのでご紹介いたします。
ハープと歌による祈りをリードした中川愛弓さんからは、次のような感想をいただきましたのでご紹介いたします。
礼拝で詩編46編2~4節を聴きました。「神はわたしの避けどころ、わたしたちの砦苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださるわたしたちは決して恐れない地が姿を変え 山々が揺らいで海の中に移るとも海の水が騒ぎ、沸き返り その高ぶるさまに山々が震えるとも」
8年前の3月11日にあの場所で、この詩編にあるような光景があったこと、そして犠牲となられた方々とそのご遺族、被災された方々が受けた傷は、今もなお痛みを増している。その苦しみにどのように寄り添えるのか……。
礼拝後に小泉嗣牧師は、「私たちは、私たちの課題が何であるかをみつめること……」というお言葉がありました。深く、重たいものですが、被災された方への誠実さが大切なことだと感じました。「救いは主に在る」という信頼を失わずに、神のみこころに聴きながら用いられる自分でありたいと思います。中川愛弓
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※リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌で祈りを届ける活動です。
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