2月9日からインド・ワークキャンプに参加したメンバー13名が2月19日に無事帰国しました。皆様のお祈りを感謝いたします。
今回の参加者レポートは、廣瀬 知登(ひろせ・かずと)さんです。廣瀬さんは昨年2月に弊社団のカンボジア・ワークキャンプにも参加しており、その時の感想文はこちらです。
今回の参加者レポートは、廣瀬 知登(ひろせ・かずと)さんです。廣瀬さんは昨年2月に弊社団のカンボジア・ワークキャンプにも参加しており、その時の感想文はこちらです。
このレポートの内容は、JELA事務局が一部編集したものです。
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廣瀬 知登
テーブル作り作業中の廣瀬さん |
初めに悲しみ、怒りといった気持ちについて書きたいと思います。インドでは、悲しかったこと、怒りを感じることがいくつかありました。悲しかったことは、スラム街での生活を見たとき、干ばつにより作物を育てられずにいる畑をみたりしたときに感じるものでした。怒りは、どんなに厳しい現実を目の前にしても、どうすることもできない自分の無力さや、ずさんな政策などによって、厳しい状況を全く打破することができていない政府にあてられるものでした。
次に喜び、うれしさといった気持ちを感じたときについてです。このような気持ちは出会った人によってもたらしてきました。CRHP(※1)で働くスタッフ、日本から一緒に行ったキャンパー、CRHP(※1)にインターンやボランティアで来られていた人たち、幼稚園の子供たち、出会った人のお話しを聞くことなど、一緒に活動をすることによってうれしさや喜びを感じることができました。
※1:CRHP=Comprehensive Rural Health Projectキャンプ地のインドのマハラシュトラ州ジャムケッドにあるNGO団体施設
廣瀬さん(右)、CRHPインターンと農作業 |
幼稚園の子どもたちと遊ぶ廣瀬さん(中央・赤いTシャツ) |
義足作りに集中する廣瀬さん |
また、義足の贈呈式でも、はじめはとても悲しい気持ちになりました。足を事故や病気でなくした人たちを前にしても、自分たちができることは短い期間に少しの義足をつくることだけでした。しかし、できた義足を贈呈したときにとても喜んでくれて、自分ができたことはほんの少しだったけど、よかったという思いになりました。
このキャンプを通して神様はどのようなところにもいてくださり、私たちに希望を与えてくださり、支えてくださると感じました。そのようなことを感じられたのは出会った人たちによって気持ちを変えられたからだと思います。
インドで感じたことは、文章に表すことがとても難しかったです。この感想文を読んでいただき、インドが気になった方はぜひインドワークキャンプに行ってみてください。このキャンプを通して出会ったみなさんありがとうございました。
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