2022/08/04

【English Bible & Work Camp 2022】陣中見舞いした職員による現地リポート!

JELAは7月31日~8月6日の日程で、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」(栃木県那須塩原市)を舞台に、中高生を対象としたワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp」を開催しています。JELAが初めて国内で実施するワークキャンプです。日本各地から集まった14人の青少年が1週間生活を共にし、農作業や聖書の学びを通して、神さまの創造を体験します。また国際色豊かなアジア学院でのキャンプということで、プログラムには英語に触れる機会を多くとりいれており、参加者にとってはそれも貴重な経験となります。

8月2日、JELA事務局から渡辺薫事務局長と下川正人職員(筆者)が現地視察のためキャンプを訪問しました。お昼過ぎに到着したとき、参加者はちょうど宿泊場所であるセミナーハウスで休憩中でしたが、たまたま玄関近くにいた参加者数人が笑顔で挨拶をしてくれました。まだキャンプ3日目ではあるけれど、良い雰囲気の中でプログラムが進んでいるのだろうな、と安堵しました。

その後、キャンプに同行している6人の成人スタッフ(チャプレン、JELA職員3人、その他協力スタッフ2人)、そしてアジア学院側の担当者&チャプレンと合流し、これまでのプログラムの状況や参加者の様子について話を伺いました。酷暑の中ではあるが、参加者の体調を見つつプログラムを柔軟に調整しながら進めていること、疲れが出ている参加者もいるが、みんなおおむね元気に過ごしていること、そしてバイブルスタディ(聖書の学び)等で話し合いがあるときに、参加者が予想以上に自分の考えを積極的に発言してくれること……。現地で携わる人々からの情報や感想を得て、ますますキャンプについて楽観できるようになりました。

参加者の休憩が終わり、この日のバイブルスタディが始まりました。テーマは「人とは何者なのか」。チャプレンの森田哲史牧師によるリードのもと、天地創造の中で神さまが人を創られた6日目に焦点をあて、人が創られた目的や、神さまと人の関係について考える時間をもちました。参加者は2グループに分かれて、人が他の被造物を「支配する・治める」ということの意味や、人が「神のかたち」に創造されているということの意味について考えを分かち合いました。事前に聞いたとおり、参加者たちは真剣に聖書の言葉に向き合い、自分の思ったこと・感じたことを頑張って伝えている姿に感銘を受けました。
グループで話し合う参加者たち
バイブルスタディをリードする森田牧師
続いてアジア学院チャプレンのジョナサン・マッカーリー牧師による英語でのアクティビティと学びの時間が始まりました。この日のキーワードは"Relationships"(関係)。参加者とスタッフはまず建物の外に出て、3グループに分かれました。各グループは、全員が布で目隠しをした状態で、1本の長いロープを使って正方形を作る、という課題を課せられました。これがとても難しい! 協力して声を掛け合いながら四角を作ろうとするのですが、ロープの状態を見ることができないので、ひとつでも勘違いがあると話がまったく通じなくなってしまいます。見ることができない中で、周りの人を信頼し、思いやること、それができる関係を持つことが大事であると教えられるようなアクティビティでした。
ロープを使ったアクティビティを説明するマッカーリー牧師
その後屋内に戻り、アジア学院で大切にしている「3つの愛」について学びました。「3つの愛」とは、神への愛、他者への愛、そして土への愛です。これらと良好な関係を築くことで平安のうちに生きることができると、アジア学院の人々は信じています。参加者たちは、英語の習熟度に応じて4グループに分かれて、"Relationship"とは何か、どういう"Relationship"を神・他者・土と持つのが良いのか、といった問いかけについて(なるべく英語で)話し合いました。英語で自分の考えを表現することの難しさはもちろんありますが、みんな質問の意図を読み取って、自分なりの意見を話している姿が印象的でした。
グループで話し合ったことを発表する参加者
今回の訪問を振り返ると、参加する若者たちがリラックスして楽しそうに生き生きと過ごしていることが本当に素晴らしいと感じました。そして、神さまが与えてくださったこのポジティブな環境の中で学んだことや体験したことは、この若者たちの将来にとってかけがえのない糧になるだろうと確信しました。キャンプが始まる前には、何しろ初めての試みだし、しかも中高生14人という大所帯のキャンプということで、ひとりひとりの体調やメンタルのケアは行き届くのかとか、初めて顔を合わせる参加者は仲良くできるのかとか、みんながどれくらい積極的にプログラムに参加してくれるのかとか、いろいろと不可測な要素があったと思います。その中で、JELAも準備に最善を尽くしましたが、それにも増して、キャンプを受け入れてくださるアジア学院やJELA外部から同行するスタッフの方々による様々なサポートや配慮、そして参加する中高生たちの好意的・協力的な姿勢に救われていると感じました。神さまがこのキャンプのためにすべてを備えてくださったのだと思います。

キャンプは8月6日まで続きます。最後まで全員が神さまの守りと導きの中で、楽しく、安全・健康に、有意義な時間を過ごせるよう、引き続きお祈りください。

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