2024/04/08

【インド・ワークキャンプ2024】参加者のレポート(その2)

JELAが主催するJELAインド・ワークキャンプ」2024212日から11日間の日程で開催され、全国各地から大学生12名が参加し、インド、マハーラーシュトラ州のジャムケッドにある医療福祉施設「Comprehensive Rural Health Project=CRHP)」※において、義足作りを中心としたワークを行いました。(英語サイトへのリンク
 
参加者全員のレポートを1人ずつご紹介しますが、2回目の今回は田中 碧さんの報告を掲載します。レポートの内容は、JELA事務局が一部編集したものです。

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  田中碧

JELAでのワークキャンプは昨年のカンボジアに続き2回目でしたが、今回はインドCRHPを通して義足作りやインドでの福祉医療について知ることができました。また、様々な人と交流することで、自分の考えを深めることができました。 

キャンプでは主にCRHPにある医療施設を見学したり、インドのソーシャルワーカーと一緒にCRHPから少し離れた村へ訪問し、ヘルスワーカーから話を聞いたり、村のプレスクールで子供たちと交流をしました。また、CRHPのプレスクールに通う子供たちを実際に隣のスラム街に行きお出迎えしました。

私は大学で福祉を学んでいるため、ワークを通してインドと日本の福祉の違いなどが知りたいと思い参加しました。インドで福祉を学んでいる同じ学生やソーシャルワーカーとして働いている人と交流し、インドでのソーシャルワーカーの仕事を少しですが観察できたことはとても良い経験になりました。実際に町で暮らしている人々の生活を観察し、時には衝撃を受けたりもしました。

義足の寸法を記録する田中さん(左)

大学で福祉を学んでいる時は、人と社会、地域を繋ぐのがソーシャルワーカーの主な仕事だと考えており、ワークを通してその考えは国関係なく共通している福祉の大切な考えだと思いました。義足作りのワークでも、実際に足をなくした方に会い、経緯を聞き、その人の義足作ることも貴重な体験となりました。大学で障害分野について学ぶ際、身体障害者の制度に関することは学んできましたが、そもそもの障害をもつきっかけを当事者から聞く機会はなかったため、改めて「誰のため」に支援するのかということを考えるきっかけになりました。そして、実際に会話を聞くことの大切さを知ることができました。

このワークで福祉だけでなく人の優しさについて沢山触れることができ、人との交流の良さを再確認できました。義足作りやプレスクールのペンキ塗りなどのワークではあまり奉仕できなかったと申し訳なく感じていました。しかし、多くの人に感謝の言葉をもらい、結果ではなく過程を大切にしてくれる、心の温かさに感動しました。言語が通じなくても笑顔と素直な気持ちがあれば人と繋がることができると実感しました。

義足職人(右)から作業の合格サインを受け喜ぶ田中さん(左)

毎日のディボーションの時間を通して1日の考えを整理し、自分にはない考えや価値観を知ることで、自分の成長に繋がりました。そして、どんな考えも否定せず聞いてくれるワークの仲間たちの優しさに沢山助けられました。

今回の旅は間違いなく私の心の成長に繋がる大切な時間となりました。涙が出るほど、感情が動かされ、頭を沢山使って考えました。苦しくなった時もありましたが、それが良い経験と思えるほど、自分にとって意味のあるワークキャンプとなりました。これらの経験を忘れずに歩んでいきたいです。

最後に、このような貴重な体験をさせてくださったJELA、全ての皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。

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