JELAは毎年、日本福音ルーテル教会(JELC)主催の「ルーテルこどもキャンプ」を、財的に支援しています。このたび、8月8~10日に開催された「第19回こどもキャンプ」の概要報告が届きましたので、以下にその一部をご紹介します。
このキャンプは、小学校5・6年生を対象に毎年夏に開催されています。ここ10年ほどは、広島で平和について学ぶ回と、東京で世界の国について学ぶ回を交互に行っています。
このキャンプは、小学校5・6年生を対象に毎年夏に開催されています。ここ10年ほどは、広島で平和について学ぶ回と、東京で世界の国について学ぶ回を交互に行っています。
宗教改革から500年にあたる今年は、「君に届け、神さまの愛~ルターからの贈り物~」をテーマに、ルターの考えや行った改革について学ぶキャンプが企画され、全国から30人の子どもたちが会場であるルーテル学院大学(東京・三鷹)に集まりました。
今回のキャンプの主題聖句は、「ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです」(ローマの信徒への手紙3:24)。参加者たちは、ルタークイズや劇などを通じて、ルターの神学の核のひとつである「恵みのみ」という考え方に触れました。また聖書の翻訳や教育制度の整備など様々な改革によって「神のことば」を人々に伝えていったルターの業績についても学びました。
子どもたちはキャンプでの学びについてちゃんと考え、自分の心に取り込むことができたようです。チャプレンを務めた秋久潤牧師は「(参加者の)感想文からは『私たちはイエスさまから愛されている家族だ』と感じてくれていることが伝わりました」と報告し、参加者にきちんとメッセージが伝わったキャンプであったことが窺えます。
【関連リンク】 JELC次世帯育成プロジェクト(TNG)ウェブサイト
日本福音ルーテル社団(JELA)