2018/05/29

【ブラジル・音楽ミニストリー報告】プログラム拡大計画(1)

JELAが支援するブラジル・サンパウロ教会の音楽ミニストリー「AMILU」について、5月の報告が届きました。2回に分けてご紹介します。

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週二回の音楽教室


メロ先生が帰国してからの音楽教室は、私たち徳弘夫妻が木曜日に移動して、スタッフやボランティアも含めて火曜日の教室をメロ先生に引き継ぐことにしました。

 火曜日は、おもにピアノ教室をメロ先生とボランティアの日本人女性が各グループ30分交代で進めます。キーボードとヘッドフォンも買い足しました。ピアノと合わせて4台で4人を同時進行で教えます。


木曜日は朝10時前について準備です。私が子どもたちのジュースを作り、お茶とコーヒーを沸かします。妻は子どもたちとリトミック教室です。「ディズニー体操」や「エビカニダンス」がちいさな子どもたちは大好きです。

新しいものとして次に選んだのは、日本が誇る「ラジオ体操!」です。ブラジルの公立学校では音楽や体操の授業がないので、こういうダンスでこどものころからリズム感を養えたらと願ってのことです。

ラジオ体操は意外と人気で、手と足が逆に動いたり、うまく開脚ができなかったり、笑いながら楽しくやっています。

その後は合奏。そして10歳以上の子はパソコン教室で私の出番です。小さな子たちは、お習字をしたり、折り紙をしたり、「文化クラス」をしています。11時半になると、一斉に終わっておやつの時間。

 
午後も歌を歌って、合奏をして、パソコンもします。習字や折り紙も。15時には手を洗っておやつの時間です。ホットドッグやモルタデーラという塩辛いハムを挟んだパン、フライドポテト、炭酸飲料などのジャンクフードは体に悪いので、時々しか出さないようにして、できるだけパンとスープとジュースにリンゴという「食育メニュー」。その他にも卓球やサッカーも楽しんで、もちろんパソコンも教えています。なんだか「学童保育」のようになってきました。
 徳弘浩隆


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