2019/08/22

【米国ワークキャンプ2019】参加者レポート3(船山 真希)

JELAは毎年夏、アメリカの青少年向けキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本から若者を派遣しています。

今年は14名の青少年が7月24日~8月6日の日程で、ホームスティをミシガン州で数日間行い、イリノイ州プリンストンでの一週間のキャンプに参加しました。

参加者の感想文を掲載します。


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船山真希(東京都)

私がワークキャンプを通して学んだことは5つあります。


一つ目はアメリカ人の魅力です。アメリカ人はとてもフレンドリーで励ますのが上手だなと感じました。ワークキャンプが始まる前は、英語が話せないので、とても不安でした。でも、実際にワークキャンプに行ってみると、興味を持って話し掛けてくれる子や、英語が話せない私のためにゆっくり話してくれる子に囲まれていました。ワーク中も、仕事の内容がわからなかったり、ブレイクメイカー(※飲み物と食糧係り)の役割が果たせなかったりして、たくさん迷惑をかけました。それでも、「イッツオーケー」や「グッジョブ」と言ってクルー (※家の修繕を一緒にするグループ)が励ましてくれました。

二つ目は、一生懸命に物事に取り組む大切さです。自分はあまり英語が話せないけど、一生懸命仕事をしたり、英語を理解して話そうとしたりする姿を見たクルーが「グッジョブ」と言ってくれたことがきっかけでいろんな人と仲良くなれました。だから、一生懸命物事に取り組めば、周りの人がそれを見てくれて評価してくれると思いました。

三つめは笑顔の大切さです。ワーク中にクルーがいろんな言葉をかけてくれる中で、自分の知っている言葉だけでは表せない感謝やうれしさを自分が笑顔になることで伝えることができました。自分が笑顔になったら、クルーのみんなも笑顔になってくれるのがとてもうれしかったです。その時、笑顔は言葉以上に気持ちを伝えることができると思いました。
笑顔の真希さん(左)、仲間と休憩の一時

四つ目は、神様の存在です。私は四日目の夜プロ(※夜のプログラム)が忘れられません。30分間のお祈りの間、ワークキャンプでの日々を思い返していました。声をかけてくれる子がいること、昼のデボーション(※分かち合いの時間)ではじめは答えられなくても、次の日には答えられるようになったこと、最高のクルーのメンバーに囲まれていること。少し神様に思いを巡らせれば、神様のたくさんの愛があることに感動しました。また、十字架の前でひざまずいてお祈りしたら、心がなぜだかとてもすっきりしました。それは、神様が自分の罪を拭い去って下さったからだと思います。今回、夜プロで神様の愛を感じることができたから、これからも、自分でお祈りする時間を作っていきたいと思いました。

五つ目は、英語力です。今回、もっと英語ができたら、ワークキャンプの内容を理解できたと思います。しかし、今回はしおりや夜プロでの内容を自分の力で理解することができなかったのが、悔しかったし、もどかしかったです。だから、次回は、もっと英語力を高めて、臨みたいです。
クルーの仲間(真希さん右から2番目)