2019/08/30

【米国ワークキャンプ2019】参加者レポート12(S.K.)

JELAは毎年夏、アメリカの青少年向けキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本から若者を派遣しています。

参加者の感想文を掲載します。


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S.K.(東京都)


私は今回のワークキャンプで様々な事を学びました。

まずは自分を信じる事です。私は英語を話すことに恐怖がありました。喋れないし、伝わらないと思っていたからです。でも、自分を信じて思い切って言ってみると、みんな一生懸命理解してくれて、わかるまで聞いてくれて、笑顔で返してくれました。 

自分を信じるだけではなく、相手を信じる事も学びました。私は1日目と2日目のワークが何をしたら良いかわからなく、英語も伝わらずに辛くて、3日目は行きたく無くなりました。

でも、クルー(※一緒に家屋の修繕をするグループ)のリーダーのJimが声をかけてくれた時、彼を信じて自分の辛い気持ちを打ちあけようと思い、言ってみました。するとJimは、最後まで聞いてくれて、「自分をサキの本当のお父さんんだと思って。家族だと思って。」と言ってくれました。辛い思いを言えただけでも楽になったのに、こんな言葉をかけてもらえて、言葉に出来ないくらい安心して涙が出ました。それからのワーク中は声をかけてくれたり、ご飯の時は隣に座って簡単な英語で会話してくれました。

S.K.さん(左)に話しかけるリーダーのJimさん

毎日がとても楽しかったです。ワークだけでなく、朝と夜のプログラムもとても楽しかったです。みんなで、賛美歌を歌ったり、礼拝をしました。バラエティーショーでは、日本人でソーラン節を踊りました。最後の振りが終わった瞬間スタンディングオベーションをしてくれて、今でも覚えているくらい嬉しかったです!

他にも自分が変わった事があります。木曜日の夜のプログラムです。神さまは、私達が犯した深い罪でも許して認めてくれます。私は十字架の下に行って、神さまにたくさんの罪を許していただきました。神さまがどれだけ愛してくださっているか、とても強く感じました。悲しいことや辛い事などもたくさん思い出して涙を流しました。しかし、神さまは全てを受け入れてくれました。私はこの時に、これからも神さまと共に歩むと決めました。この日の事は、自分の人生の中でとても大きな経験になりました。

咲喜さん(右端)とクルー仲間

最後に学んだ事は、感謝をすることです。簡単で当たり前の事ですが、いざ1人で言葉の通じないアメリカに行くと、どれだけの人が助けてくれたか、勇気や愛をくれたか。感謝する事ばかりでした。いろんな人が私に刺激をくださって、今の私を与えてくださいました。出会った人みんなに心から感謝をしています。神さまにも、全ての出会いと経験に感謝しています。この経験は私の宝物です。

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