2017/08/14

【アメリカ・ワークキャンプ2017】参加者レポート2(内田奈七)

アメリカのワークキャンプに参加した青少年16名と同行スタッフ3名が8月8日に無事帰国しました。以下に、内田奈七さんのレポートをご紹介します。
*掲載するレポートはすべて、JELA事務局によって一部編集されています。
*参加者全員のレポート一覧のリンクはこちらです。

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内田 奈七(東京都、17歳、ルーテル田園調布教会所属)

はじめに、引率のポールさん、かおるさん、まさこさん、アメリカでお世話になった方々、日本人ユースグループの16人、日本で祈り見送ってくださった方々に、心からお礼申し上げます。皆さまのおかげで、最高の2週間を過ごすことができました。

私はこのキャンプに3回目の参加でしたが、驚きや発見、新しい学びがたくさんありました。今回のキャンプを一言であらわすと"挑む"です。"何でもやってみる"ことを意識して、少々自信のないことでも、積極的にチャレンジしました。

去年までは、伝えたいことがあっても自分の英語に自信がないため、伝えられず後悔したことが何度かありました。それを踏まえて、今年は些細なことでも言葉にして、理解してもらえるまで何度も言ったりと、伝えたいことはすべて伝えることができ、そのぶん会話も続くようになりました。全力で挑めば何とかなること、チャンスを逃さなければ、本当に楽しく貴重な経験ができることを学びました。
家の修繕作業を一緒にした仲間と共に。左から二人目が内田さん
お昼にワークサイトで神さまについて話し合うディボーションの時間に、レジデント(*修理する家の居住者)が参加してくれるのは初めてのことでした。今回のテーマであるthe road (道)について一人ひとり順番に、神さまと共に歩む道について話をしていたときに、レジデントが自ら、涙を流しながら話をしてくれ、そして今こうして私たちと過ごせていることに感謝して、何度も愛を伝えてくれました。私も拙い英語で、今年洗礼を受けたこと、これからの夢に向かい歩む道を神さまが後押ししてくれたことなどを話しました。国や年齢や環境が違っても、それぞれの道にみんなで寄り添った時間に、あたたかい愛を感じました。

また、ワーシップグループ(*神に賛美の歌を歌うグループ)に誘ってもらったり、夜のプロブラムの大事なお祈りを任せてもらったり、バライティーショー(*水曜の夜にいろいろなグループがいろいろな出し物をするショー)でタップダンスを踊らせてもらったりと、すべて初めての経験で、このような貴重な機会を作ってくれた、司会者の方にはとても感謝しています。これらの挑戦で手に入れた勇気と自信は、神さまからの贈り物です。

"挑む"ことで多くのゴッドサイティングズ(*神さま存在を感じた場面)を体験し、受洗後はじめて、しっかりと神さまの愛に気づくことができました。アメリカでいただいた、たくさんの愛をもって、周りにたくさんの愛を与えたいです。
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