2017/08/21

【アメリカ・ワークキャンプ2017】参加者レポート11(宇佐美舞弥)

米国で開催された今夏のグループ・ワークキャンプに参加した宇佐美舞弥さんのレポートをご紹介します。
*JELA事務局によって一部編集されています。
*参加者全員のレポート一覧のリンクはこちらです。

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宇佐美さんは左から二人目
宇佐美 舞弥(18歳、神奈川県)

このワークキャンプには去年も参加させていただき2回目の参加でした。

今年のワークキャンプのテーマは「道」「The Road」で、出発当日から長い道のりで日本からダラスを経由してオハイオ州、そしてワークキャンプの主催地であるノースカロライナ州まで車で8時間の移動をしました。

この2週間、神様は私に新しい「道」を与えてくださいました。普段からネガティブ思考で、人間関係を築きあげることが苦手な私ですが、ホストチャーチの方々、日本人ユースグループの仲間たち、クルー(*同じ家を修繕したアメリカ人の仲間)、そしてワークキャンプの仲間たちに恵まれ、不自由なくやり遂げることができました。

ユースグループでは仲良くなった子がいて、その子とペアになって行動していました。お互いにバラエティショーで踊る大江戸ダンスがなかなか覚えられなくて周りの仲間たちから少し距離を置いてしまったことをきっかけに、最終日にはいろいろなことが話し合えるすてきな友達になっていました。

キャンプ中はクルーと共に作業をするのですが、ワークサイト(*作業現場)に行く途中にバスの中で違うクルーの方々と話す機会があり、人と人の輪が広がりました。ワークサイトでは木曜日まで材料が届かずに作業が全くと言ってよいほど進みませんでしたが、材料が届くのを待っている時にクルーの仲間たちとアメリカンジョークを言ったりして楽しみました。昼間のディボーションタイム(*聖書を介した霊的分かち合いの時)もクルーと共にいろいろなことを考えさせられました。

私が神様と近くなったと思うのは水曜日から木曜日です。水曜日のテーマが「希望から飢えへ」そして木曜日のテーマが「飢えから喜びへ」です。昼間のクルーとのディボーション(*聖書を介した霊的な分かち合いの時間)、そしてユースグループとの時間も良かったけれど、主に心にとまったのは夜のプログラムの時間でした。水曜日の夜プロには初めにバラエティショー(*参加者全体が出し物を競うショー)があり、踊れなかった大江戸ダンスも形となり大成功でした。

神様を通して自身が一番変わったのは夜プロの「God Sighting」の時でした。私は勇気を出して前に出て、その日に神様を感じたことを発表しました。材料が届かず作業が進まなかった私たちに作業を与えてくださいとお祈りしたことを。ここで作業が進んだこと、そして、そのことについて勇気を出して大勢の参加者の前でスピーチをしたことが神様を通して起こったことだなと実感しました。

このようにワークキャンプは私にいろいろな良い影響を与え、自分の道を開いていこうと改めて決心する時をもたらした、すてきな経験でした。このチャンスを与えてくださった神様、ワークキャンプ中に支援してくださったポールさん、薫さん、雅子さん、JELAの方々、現地のスタッフの方々、日本人ユースグループ、キャンプにて知り合った仲間たち、キャンプに参加させてくれた親に心から感謝しています。ありがとうございました。

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