2017/08/18

【アメリカ・ワークキャンプ2017】参加者レポート7(小泉愛里花)

米国で開催された今夏のグループ・ワークキャンプに参加した小泉愛里花さんのレポートをご紹介します。
*JELA事務局によって一部編集されています

*参加者全員のレポート一覧のリンクはこちらです。

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 小泉 愛里花(18歳、山口県、ルーテルシオン教会柳井チャペル所属)

このキャンプには2回目の参加でした。私たち一行が参加したキャンプはノースカロライナ州で行われ、ホームステイはオハイオ州でした。キャンプ地に向かう前日はお世話になった教会にみんなで泊まり、翌朝の4時に起きて車で8時間かけてノースカロライナに行きました。

キャンプの宿泊地である学校に着いて初めての夜、crew(*家を一緒に修繕するグループ)の人と出会う時はとてもドキドキしました。私のcrewは5人で、94歳のおばあさんの家のペンキ塗りをして、玄関のウッドデッキを作りました。作業は大変で、特にウッドデッキを作るのがとても難しかったです。その上、話す言葉が英語で最初は集中して話を聞く必要がありました。どの工具を取ったら良いのか、何を話そうかなど、ずっと考えながら作業をしていました。
仲間と家のペンキ塗りの準備万端。右端が小泉さん
去年はそのことで精一杯で1週間が終わり、もっと話せばよかったと後悔しました。今年こそはもっと話そうと思い自分の知っている英語を最大限に使い、ジェスチャーや写真を見せたりして会話が広がり、crewの人ととても仲良くなれました。夜の自由時間には「一緒に遊ぼう!」と誘ってくれたり私が困っていると助けくれたりして、とても良いcrewに今年も恵まれました! キャンプ中に風邪をひいてしまい、作業中に気分が悪くなり日本語が通じない所でどうなるかと思いましたが、みんなが気づいてくれてとても心配してくださったのはほんとに感謝しかないです。

夜のディボーション(*聖書を通した霊的分かち合いの時)は毎日、神様のことについて考えました。今回のテーマは「The Road」。自分のこれまで歩んできた道のり、そしてこれから歩む道のりに神様とどのような関わりがあるかなと、深く考えることができました。毎回出される質問は濃く深いものなので日本語で考えるだけで精一杯なのに、どんな英語を使おうか、どうしたら日本語に近い言葉になるかなどたくさん考えることがありました。 日頃こんなに深く考えることがなかったので、とても良い時間だったと思います。

賛美チームが歌を歌う時に、前に出てマイクの前でみんなで歌おうと誘ってくださり、前に出て歌ったのはとても気持ち良く、英語で歌うのは楽しかったです。水曜日に行われたバラエティーショー(*参加者が出し物を競いあうショー)では日本人グループが最後に出演して大江戸ダンスをし、観客が一番盛り上がり大成功でした。限られた時間の中でのダンスの練習はかなり難しく大変でしたが、みんながたくさんのアイディアを出し合い助け合って仲が深まり、良いダンスが出来あがりました。

今年のワークキャンプもホントに楽しくてみんな良い人たちばかりで、私もこんな人になりたいなと強く思いました。ワークキャンプに行く前からお世話になっていたオハイオ州の教会の方たちやホームステイをさせてもらった夫婦は私たちをとても温かく迎え入れてくださり、毎日いろいろな所に連れてってくださいました。

アメリカに無事に行けて帰ってこられたことは、ずっと陰で支えてくださったポールさん、薫さん、雅子さんたちのおかげです。3人はとても優しくて私たちをずっとそばで見守ってくださり、心強かったです。本当にありがとうございました!! そして今回一緒にアメリカに行った16人のみんなとも、とても仲良くなれてずっと楽しかったです。ありがとう! それから今年もアメリカに行かせてくれた両親や祖母、祖父が日本でずっと祈ってくれたという話を聞き、感謝の気持ちでいっぱいでした。ありがとう。アメリカで出会った人たち、そして一緒に日本人グループで行ったみんなと出会えたことに感謝です。
    

今回もたくさんのGod Sightings(*神様の存在を感じた場面)がありました。きっと神様がそばで見守ってくれていたからだと思います。今年も忘れられない楽しい夏になりました。またアメリカに行ける日がくるまでこれからもたくさんのことに挑戦し、頑張りたいと思います。

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