JELAは、2001年からアメリカで開催される家屋修繕の中高生ボランティアワークキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本の中高生を派遣しています。コロナ禍で2019年を最後に同キャンプを延期していましたが、今年7月に5年ぶりとなるワークキャンプを再開することができました!
キャンプ終了後に参加者から寄せられた感想レポートを掲載して参りますので、ぜひご覧ください!!
◇◆◇
「神様の愛と人との繋がり」
山下 倖來(中学3年生)
このキャンプでは人との繋がり、自分の気持ちを相手に伝える大切さ、神様の愛を本当に身近に感じたキャンプでした。ワークに参加した初日、私が入ったグループにはあと2人の同じJELAのグループメンバーがいました。とても心強かったです。その安心感からか同じ日本人どうしで、固まってしまい、外国の人とコミュニケーションが取れませんでした。このままだと成長しないと思い、思い切って自分から相手に話しかけたりしてみました。しかし、相手の言っていることがわからない。自分のことが上手く伝えられない。特に昼のディボーションのときの進むペースは早くてついていくことは難しく、できませんでした。言葉が通じないと言うのはすごく大変なんだなぁと、改めて実感しました。
しかし、同じクルーの人たちは笑顔で、私が言う単語を一生懸命聞き取って、それに反応してくれり、翻訳機を使ってくれたりしました。また、メンバーの中には日本語を教えて!と,言ってくれたりスマホアプリを使って日本語の練習をしている人もいました。言葉が100%通じなくてもジェスチャーや、表情で伝えることも立派なコミュニケーションの一つだと思いました。ペンキが塗り終わり、階段も無事完成しました。レジデントが、thank youと涙ながらに言ってくれた時の顔を見た時、このキャンプに参加して良かったなと思いました。
共にワークをしたグループと(左から3番目が山下さん)
今回のキャンプのテーマinfluencer は、このキャンプを通してイエス様のことを誰にどんなふうに伝えていけるか、自分がどのように周りの人に影響を与える存在になるかについて考えました。キャンプに行く前は、口先だけで神様を信じています。だったけど、毎日ある夜プロを通して、本当に神様がいる!たくさん苦しいこと、つらいこと、罪を犯してしまうこと、本当に神様がいるのか疑ってしまうこともあるけど、神様は、私の全てを知っていどんな時でも神様は私を愛してくださる。私は愛されてるんだ!と感じることができました。このキャンプで自分の考え方や、視点が変わり少しだけかも知れないけれど、新しくされたのかなぁと思いました。
最後の夜プロの日は、クルーのメンバーと別れるのが寂しくて号泣しました。たった5日間と言う短い関わりの中で、お互いのいいところをたくさん見つけ、褒め合い、自分のことをたくさん知ってくれて,受け入れてくれて嬉しかったです。また、一人のクルーメンバーが、生きてる間にまた会うのは難しいけど、天国でまた再開しようね。と言ってくれたとき,涙が止まらなくなりました。つらいことや、寂しいこともあったけれど、それよりも楽しさのほうがたくさんありました。このキャンプに参加することができて良かったです。予定通りにはアメリカに出発できませんでしたが、蒲田教会で過ごした2日間で、JELAのグループ全員と仲良くなり、グッと距離も縮まり心から信頼できる仲間になることができました。これも一つの神様の計画だったんだなと思いました。