今年は13名の青少年が7月25日~8月7日の日程で、ホームスティをオハイオ州で数日間行い、ペンシルベニア州インペリアルでの一週間のキャンプに参加しました。
参加者の感想文を掲載します。
◇◆◇
安藤小泉 海・18歳(熊本県)
始まるまでは不安と緊張でいっぱいでした。ですがいざアメリカに着いて教会に行くと、ホストファミリーの方々に暖かく迎えられ、ワークキャンプのために移動する頃には別れがたくなっていたほどでした。
キャンプが始まってからはいろいろと苦労しました。ホームステイの時は、音楽やスポーツといった言葉が通じなくても絆を深めることのできるものをフル活用して距離を縮めました。ですがワークキャンプとなると、僕の場合はペンキ塗りでしたが、仕事をするなかでのコミュニケーションは今まで経験したものと違い、また日本人だからといって特別扱いをされる環境でもありませんでした。不安や焦りでいっぱいでしたが、日を重ねる中でだんだんと打ち解け、毎日が楽しく、あっという間に過ぎていきました。
このキャンプの目的はクリスチャンの霊的な成長を促すというところでした。朝と夜のプログラムで賛美やGrit(*試練に耐え乗り越える勇気)というテーマについて話したり、様々な内容が用意されていました。それらのひとつひとつが心に深く刺さり、自分という現実を突きつけられ、自分と神様との関係というものを考えさせられる、重く、そしてすばらしいものでした。
普段は僕たちと同じように遊び冗談を言っていたアメリカ人のみんなが、プログラムのときは涙を流したり全く違う表情をしていたことにも、とても大きな衝撃を受け、日本人の参加者とのギャップを考えさせられました。
このワークキャンプに参加して本当によかったと思います。純粋に海外の文化に触れることで得た経験は勿論、教会に生きる人間として、たくさんのことを感じ、考えることのできる時間でした。ここで得た経験をこれから学校、また教会生活の中に活かし、実践していきたいと思います。
現地でのコミュニケーションの面だけでなく様々な面でサポートしてくださったJELAのスタッフの皆さんに感謝しています。おかげで人生で最も濃く、貴い時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
◆◇◆