2025/09/24

【米国ワークキャンプ2025】参加者レポート3(石崎 愛結さん)

JELAが主催する「アメリカ・ワークキャンプ」が7月下旬に米ペンシルベニア州で開催されました。このキャンプはアメリカの宣教団体Group Mission Tripsが、全米で展開している家屋修繕ボランティアキャンプにJELAチームとして参加し、現地の中高生とボランティアワークを行い、毎日聖書の御言葉に触れ神様のことを学ぶキャンプです。※今回のキャンプの様子を瞬時に取り上げたブログ記事も御覧ください。キャンプ初日の速報はこちら


今回は日本全国各地から16名の若者が集まり、ペンシルベニア州のスクラントン市で開催されたキャンプに参加しました。キャンプ終了後に参加者から寄せられた感想レポートを掲載して参りますので、ぜひご覧ください!

◇◆◇

Blessed with love
石崎 愛結(高校1年生)

  私は今回ワークキャンプに参加するのが怖かった。なぜなら、昨年の楽しかった思い出が辛い思い出で上書きされるような気がしたからだ。ワークのグループは通常、1つのグループに日本人は1人だが、昨年の私のグループだけは数名の日本人が一緒だった。言葉の壁や孤独感で涙を流しているキャンパーが何人も居る中、日本人メンバーと常に行動していた自分にはやっていけないような気がしたからだ。
石崎さん

ワークのメンバー発表の日、やはり日本人が同じチームにいないことを知り、この後のことを考えるとすごく怖くなった。だが、チームのみんなはとても気さくでほとんど英語がわからない私に諦めずに伝えようとしてくれ、私も毎日全力で人と関わることができた。日本のことを知ろうとしてくれたり、学校の話をしてくれたりした。現地の方々の温かさと明るさに本当に救われたと思う。私にとってこれが1番「EQUIP」を感じた場面だった。
石崎さん(中央・グレイのブラウス)、クルーメンバー(チーム)との初顔合わせ

私は今まで、英語をどこか遠くの存在だと思っていて、ただの授業という意識だった。
だが、現地の人と関わり、この言語で日常を送っている友達がいると思うと、英語をもっと知りたいと思うようになったし、もっと自分の言葉で話をして、深められたら楽しくなるだろうなと思った。

ボランティアワークでは、家の修繕だけでなく、レジデントと話すことも奉仕の1つとされていた。炎天下の中での作業はとてもしんどかったが、レジデントの thank youという言葉と笑顔で私まで幸せな気分になった。奉仕することで、自分も幸せになれるということを神様は教えてくれた気がする。
レジデントと笑顔の石崎さん(右)

「信仰と、希望と、愛、この3つはいつまでも残る。その中で最も大いなるものは愛である。」これは私の大好きな聖書箇所の1つだ。ディボーションでは特に信仰について考えさせられ、友達との励まし合いで希望を持つことができた。このワークキャンプに送り出してくれた両親や教会、準備してくださったスタッフの方々からの大きな愛を実感した。そして何よりも、神様は私に素晴らしい友人を与えてくださり、最高の仲間に囲まれて最高の経験ができた。神様が備えてくださった沢山の恵みに触れ、愛を感じた。行ってよかったと思える、一生忘れられない思い出ができた。