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2023/04/14

【感想まとめ】カンボジア・ワークキャンプ2023 参加者感想レポート一覧

 JELAは、2023年2月13日から23日の日程で、実に3年ぶりとなる「カンボジア・ワークキャンプ2023」を開催いたしました!

総勢13名、カンボジアで11日間のワークキャンプ

大学生を中心に全国から10名が参加し、Svay Rieng州のプレスクールや社会福祉施設でのボランティアワーク、アンコール遺跡群やキリングフィールドを訪れたスタディツアー、さらに聖書の言葉から1日の活動を振り返るディボーションも毎日行いました。

☆11日間のキャンプの様子リアルタイムで綴った記事はこちらから!


自身の身と想いを届けたボランティアワーク

今回は、その参加者レポートのブログ記事を一覧にした「まとめページ」を作成しました!次はきっとあなたもキャンプに参加したくなる?!渾身のレポートをぜひご覧ください!

〜JELA カンボジア・ワークキャンプ2023 参加者感想レポート(10名)〜


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2022/07/28

【カンボジア・ワークキャンプ2023】ついに再開! 参加者募集を開始します

この夏、JELAはついに、2023年2月実施のカンボジア・ワークキャンプの募集を開始します!
本キャンプは、実に3年ぶりの開催となる予定です。
カンボジアの地で、ボランティアワークを通じて汗を流し、世界遺産を訪れて歴史や文化について学びませんか? 
皆さんのご応募をお待ちしています!!

※感染症の拡大等によってワークキャンプの実施が困難になった場合は、催行を中止する可能性がありますことをご了承ください。



<カンボジア・ワークキャンプ2023 募集要項>
  1. 日程:2023 年2月13日(月)〜23日(木) 11 日間(予定)
  2. 対象:キャンプ開始時点で18歳以上で、かつ、2022年末時点で日本政府が定めたCOVID-19ワクチンを3回以上接種済みである健康な方(高校生は応相談)
  3. 募集人数:5〜10名程度(上限に達し次第申し込みを締め切ります)
  4. 内容:JELAの現地のパートナー団体の活動支援と交流、学校校舎修復や設備設置、キリング・フィールド等の歴史的遺産や博物館訪問など。
  5. 参加費:15万円(海外旅行傷害保険、パスポート申請の費用、説明会会場(JELA)と出発・ 帰国時の集合場所(空港)から居住地までの交通費、前泊・後泊 する場合の宿泊費用については、上記の参加費とは別に全額個人負担)
  6. 申込方法:所定の「申込書」に必要事項を記入の上、下記の住所にご郵送ください。(2022/11/14/ 追記:定員に達したため、募集を終了いたしました。キャンセル待ちのお申し込みはこちら)
  7. 〒150-0013
    東京都渋谷区恵比寿1-20-26
    JELAカンボジア・ワークキャンプ係
  8. 申込締切:2022年11月30日(水)必着(12月5日までに参加の可否をお知らせします)
  9. 参加者説明会(予定):2022年12月10日(土) 13:00〜17:00(オンラインで実施する予定です。キャンプへの参加が決定した方は必ずご出席ください)
  10. お問い合わせ先:当キャンプに関するご質問等は以下までお願いいたします。
    メール=こちらのフォームからお送りください
    電話=03-3447-1521

◆申込・参加にあたっての注意事項
  1. 行程・プログラムは、現地の受け入れ状況、天候、その他の都合により変更することがありますので、あらかじめご了承ください。 
  2. カンボジア入国の際、パスポートの残存期間が6か月以上、余白が2ページ以上あることが必要です。 
  3. このワークキャンプは、参加者の個人責任で参加していただきます。JELAからの同行スタッフは、参加者の安全と健康について十分に配慮してツアーを計画いたしますが、万一の怪我、病気、不慮の災害・事故に備え、「海外旅行傷害保険」に必ずご加入いただきます。また、渡航時や現地における安全管理は参加者個人の責任となりますのでご了承ください。 
  4. 予防接種は個人の判断と責任になりますので、各自で医師に相談・確認してください。外務省と厚生労働省の予防接種情報も参考にしてください。
◆必須事項
  1. 期間中、協調性を持って同行スタッフの指示に従い、行動、健康に関して自己管理を行なってください(体力が必要ですので、健康状態等に不安のある方は応募前に必ずご相談ください)。
  2. 参加者説明会に必ず参加してください。 
  3. 参加費用は、JELAの広報活動に協力することにご同意頂いた方のための特別価格となっています。JELAの広報活動(機関紙、ホームページ、ブログ、SNS)に記名感想文やキャンプの写真(顔写真含む)などを掲載します。記名感想文は、必ず帰国後10日以内に作成して電子メールにてJELAに提出してください。
【関連リンク】

2023/03/28

【カンボジア・ワークキャンプ2023】参加者レポート②(工藤孝啓さん)

JELAは2月13日から23日に3年ぶりとなるカンボジアでのワークキャンプを行いました。

引率3名を含む13名の参加者たちは、JELAが現地パートナー団体LWD(Life With Dignity)と協力して支援している2箇所のプレスクール(幼稚園)でのボランティア活動を行いました。また、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCC)にも協力してくださり、現地の青年会や礼拝に参加し、ボランティア活動を含めて、施設の子どもたちなどと交流を深めました。
LCCのカンダールコミュニティセンターにて現地スタッフと参加者たち

カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、戦争博物館、王宮などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。

また、キャンプ中に毎晩行ったディボーションでは、チャプレンを引率してくださいました日本福音ルーテル日吉教会の多田哲牧師が、参加者の皆さんと共に、その日に体験したことを聖書と照らし合わせながら、振り返りと分かち合いの時間を過ごすことができました。 これらの体験をもとに、今回の参加者10名から感想のレポートをいただいておりますので、順次ご紹介いたします。

 以下は、工藤孝啓さんのレポートです。

◇◆◇

工藤さん
私は今回JELAカンボジアワークキャンプに参加をいたしました。キャンプの10日間をまとめると、ボランティアを行い楽しみながら支援すること、アンコールワット、アンコールトムで歴史を学ぶこと、ディボーションにて聖書的観点から学びを深め、自身の成長に繋げる等が主であったかと思います。
 
まず、印象的だった食事や水道水事情について触れさせていただきます。水道水に関しましては海外の水道水は良くないと言われるように水道水は飲むことは基本飲まないほうがいいということになっていました。1ドル程度で買える未開封のミネラルウォーターを飲むことが主でした。食事に関しても生野菜はあまり食べないほうがいいという扱いでした。生野菜を水道水で洗っていることが多々ある可能性があるため、そのようになっていました。
 
ボランティアの一部になりますが、沢山の子供を笑顔にするために、地域の学校の新設されたトイレの壁にペンキで絵を描く等を行いました。笑顔になる子供が多数おり、私含め、メンバーはボランティアを行いやりがいや沢山の笑顔を見れて、素直に嬉しくなりました。
子どもたちとのコミュニケーションお取組中の工藤さん

また、アンコールワットやアンコールトムの遺跡に関しては、外であったことから多少暑さを感じることは多々ありましたが、歴史的建造物の圧倒的な広さから、全てを見ることができませんでしたが、初めて見るアンコールワット、アンコールトムに圧巻されました。
 
ディボーションでは、私はクリスチャンではありませんでしたが、大学で触れたことのある程度の聖書に改めて触れ、壮大であり、様々な学びを受けることができました。毎晩行われ、最終日には自分のパーソナルな部分を改めて理解し、他の参加者の考えから、学びを経て、カンボジアに行く前に比べ私は少し自己理解が深まったこと、そして知らない私に出会えたこと、他の参加者から経た学びや、様々な感情や帰る時の悲しみや思い出を感じ取ることができました。
張り替えた現地のプレスクールの柵を塗る工藤さん

カンボジアワークキャンプに参加したことで成長することができたのが私の財産になるのかなと改めてレポートを作り感じました。
 
JELAの皆様、カンボジアで関わった皆様、支援してくださった皆様、このような機会を下さりありがとうございました。 

2022/11/14

【満員御礼!】JELAカンボジア・ワークキャンプ2023の募集終了とキャンセル待ち受付開始のお知らせ

 JELAは来年2月に開催される「JELAカンボジア・ワークキャンプ2023」の参加者募集をしておりましたが、大変感謝なことに予想を超える反響をいただき定員に達しましたので、誠に勝手ながら募集を終了させていただきます。


3年ぶりとなる海外でのワークキャンプに、多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました!関係者一同、大変嬉しく思っております。

また、当キャンプのご周知や興味がありそうな方へのお声がけなど、ご協力下さった皆様にも重ねて深く御礼申し上げます。出発までの準備が守られ、無事にキャンプが開催できますよう、引き続きお祈りいただけますと幸いです。

なお、今後はキャンセル待ちの受付をいたします。キャンセルが発生した場合、順にご案内をさせていただきますので、キャンセル待ちをご希望の方は、お手数ですがこちらのメールフォームからその旨をご連絡ください。(メールアドレスの打ち間違いにご注意ください。)
*キャンプの詳細や募集要項はこちらから


関連リンク



2023/03/29

【カンボジア・ワークキャンプ2023】参加者レポート③(小林優花さん)

JELAは2月13日から23日に3年ぶりとなるカンボジアでのワークキャンプを行いました。

引率3名を含む13名の参加者たちは、JELAが現地パートナー団体LWD(Life With Dignity)と協力して支援している2箇所のプレスクール(幼稚園)でのボランティア活動を行いました。また、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCC)にも協力してくださり、現地の青年会や礼拝に参加し、ボランティア活動を含めて、施設の子どもたちなどと交流を深めました。
JELAとLWDが支援して建てたプレスクール前にて

カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、戦争博物館、王宮などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。

また、キャンプ中に毎晩行ったディボーションでは、チャプレンを引率してくださいました日本福音ルーテル日吉教会の多田哲牧師が、参加者の皆さんと共に、その日に体験したことを聖書と照らし合わせながら、振り返りと分かち合いの時間を過ごすことができました。 これらの体験をもとに、今回の参加者10名から感想のレポートをいただいておりますので、順次ご紹介いたします。

 以下は、小林優花さんのレポートです。

◇◆◇

小林さん(左)と現地教会の若者

私にとってカンボジアという国は、機会がなければ訪れなかったかもしれない場所でした。

私は、これまで3度の外国訪問のなかで「日本で生活をしてきた今までの当たり前」とは異なる異文化に触れることで、自分の知る世界は狭いという無知さに気付きました。そこで、さらに沢山のことを学び、経験することで自分の視野を広げ、可能性を高めたいという想いから、今回のカンボジアワークキャンプに参加をすることを決めました。そんなご縁があって本キャンプに参加をさせて頂くことができましたが、知り合いが1人もいない、尚且つ初めて訪れる未知の国で過ごすということにとても不安な気持ちでいました。しかし、その気持ちが嘘だったかのような刺激的で発見のある日々で、とても楽しく充実した11日間を過ごすことができました。この11日間で感じたこと、学んだことを「カンボジア」と「ワークキャンプ」の二つの視点で述べたいと思います。
 
まず、カンボジアで過ごしたという点ですが、カンボジアに到着して最初に感じたことは「街の賑やかさ」です。日本に比べて国全体が貧困なイメージを持っていましたが、実際はその逆で、首都プノンペンのバイクや車が沢山行き交う交通量の多さに驚きました。首都を離れた村でも道がある程度整備されていました。しかし、その賑やかさの裏には悲惨な歴史が繰り返されてきたということを知りました。虐殺が行われたという歴史があり、現在のカンボジアの平均年齢が20代とされ、若者が多いため、国が発展しているという事実を直に実感しました。また、戦争が何度も起こっているカンボジアですが、アンコールワットを訪れた際には遺跡に銃弾が当たった痕跡を発見して、戦争が最近まで起こっていたという事実を目の当たりにしました。
 
暗い過去が今も見え隠れする国ですが、カンボジアの人々はとても明るく穏やかで、笑顔が素敵な方が多い印象を受けました。まるで当たり前かのように、老若男女問わず目が合うとニコッと笑顔を返してくれます。村を訪れた際には日本では珍しい果物や地元料理を用意し、熱烈なおもてなしをして頂きました。私達はつい目に見えるものだけで物事を判断してしまうことがありますが、カンボジアの今と昔を知り、物事の表裏を客観的に見ることの大切さを学びました。
JELAとLWDが支援して建てられたプレスクールの壁にお花のイラストを描く小林さん

次にワークキャンプという視点ですが、私達はプレスクールを訪問し、トイレや校舎の壁にペンキでイラストを描いたり、子ども達と遊んだりしました。特に私はこのプレスクール訪問が今回一番思い出に残っています。カンボジアの言語であるクメール語を話すことができない私は、子ども達との接し方に困っていました。そこで、唯一知っていたクメール語で「1・2・3」という意味である「モイ・ピー・バイ」を使いながら子供たちとスキップをしてみました。すると、子ども達はそのリズムを気に入ってくれた様子で、互いに言葉は分からないはずなのに「もう一回モイピーバイで遊ぼうよ!」と言っていることが自然に伝わってきました。言葉なんてなくてもコミュニケーションをとれることに違和感なく子供たちと接している自分に驚きました。素直に相手と話したい、接したいという想いがあれば言語は関係ないのだと学んだ貴重な時間を過ごすことができました。
一つ日傘の下で、小林さんと現地の子どもたち

また、ワークキャンプ中行っていたディボーションの時間では互いの考えを尊重することの大切さを学びました。このディボーションとは、一日の振り返りや、聖書の言葉を基に自分の考えをまとめ他の参加者と共有する時間でした。様々なテーマで話し合いを行いましたが、特に、聖書の世界観について考えるというテーマが印象に残っています。無宗教である私は、ディボーションでクリスチャンの方々の考えを聞いた際、そのような考え方もあるんだと自分にはない価値観に触れ、とても新鮮に感じました。同じ無宗教の方でも、違う考え方を持っていました。世界には様々な宗教があるように、人それぞれ価値観が異なります。今回行ったディボーションでは、誰一人として自分とは異なる価値観を否定せず、互いを尊重していました。歴史を振り返ると人は戦争を繰り返し、争っています。日常生活でさえ些細なことで争います。自身とは異なる考えを受け入れられず、否定することで争ってしまうのです。私は、誰一人として同じ価値観を持つ人はいないと考えています。だからこそ自分と相手との違いを受け入れ、尊重することが大事だと思います。このディボーションを通して、自分と異なる考え方、価値観に触れることで視野を広げることができました。
小林さん(右)とLCCタンクランコミュニティセンタースタッフ

最後になりますが、今回のワークキャンプに参加をして以上の様に感想を述べることができているのは多くの方の支えがあったからです。日本、カンボジアの方々に貴重な経験をさせて頂き本当に感謝申し上げます。今回学び感じたことを忘れず、今後に活かせるように励んでいきます。

◆◇◆




【関連リンク】

2023/04/05

【カンボジア・ワークキャンプ2023】参加者レポート⑨(本間いぶ紀さん)

JELAは2月13日から23日に3年ぶりとなるカンボジアでのワークキャンプを行いました。

引率3名を含む13名の参加者たちは、JELAが現地パートナー団体LWD(Life With Dignity)と協力して支援している2箇所のプレスクール(幼稚園)でのボランティア活動を行いました。また、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCC)にも協力してくださり、現地の青年会や礼拝に参加し、ボランティア活動を含めて、施設の子どもたちなどと交流を深めました。
アンコール・トム遺跡南大門前にて

カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、戦争博物館、王宮などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。

また、キャンプ中に毎晩行ったディボーションでは、チャプレンを引率してくださいました日本福音ルーテル日吉教会の多田哲牧師が、参加者の皆さんと共に、その日に体験したことを聖書と照らし合わせながら、振り返りと分かち合いの時間を過ごすことができました。 これらの体験をもとに、今回の参加者10名から感想のレポートをいただいておりますので、順次ご紹介いたします。

 以下は、本間いぶ紀さんのレポートです。

◇◆◇

本間さん(左)
カンボジアに滞在して数日が過ぎた夜、ディボーションでこの讃美歌を歌いながら心がとても満たされる感覚になったことを覚えています。讃美歌集によって訳の違いがあるため、その時歌った歌詞は、「ここは神の世界なれば」でしたが、私は慣れ親しんだ「ここも神の御国なれば」を思い出しました。私がこう感じた理由は、カンボジアにあるルーテル教会を3つ訪問することができ、日曜日には現地の方と共に礼拝を守ることができたからです。礼拝では私たちのために英語を使用してくださったのですが、私と隣に座る現地の方はクメール語・日本語という言葉という壁があっても、世界で聖書がたくさんの言語に翻訳され述べ伝えられているように、同じメッセージを聞いているのだということを実感しました。そして仏教国として知られ、仏教的生活習慣が根強く残るカンボジアで、キリストの福音が述べ伝えられているということに福音の強さを感じ、ここも神の御国なのだと思いました。

私は今回が2回目のカンボジアワークキャンプへの参加でした。3年前の2020年2月、私は大学1年生で、帰国後に「今回だけでなくこれからもカンボジアに関わり続けたい」という感想を残していました。就職を控えた大学4年生の今、この「関わり続けたい」という想いを実現できて、またコロナと共にあった大学生活を経て再びカンボジアに心を向けることができて、本当に嬉しく思います。
本間さん(右)子どもたちと折り紙

今回のワークは日程的にも内容的にもハードで、心身共に疲れが見える場面もありましたが、日曜礼拝での牧師先生の言葉にとても癒されました。「カンボジアにいる日本人はお金儲けをしに来ていることが多い。しかしあなたたちはあなたたちの存在と愛を届けにきた」という言葉です。正直ワークと言っても、機会だけでなく材料も用意していただいていたので、これを本当にワークと言っていいのかという心残りがある中でのワークでした。これは今回だけでなく前回の感想でもあります。しかし、この牧師先生の言葉によって救われました。なぜカンボジアの皆さんが笑顔で「オークン」(ありがとう)と言ってくれるのか、言葉も伝わらない私たちを歓迎してくださるのか、心の中のモヤモヤが一気に消え去りました。「行くだけで何かあると信じたい」と感想を残していた3年前の私にも答えが与えられたように思います。ちょうどこの日のディボーションでは、神は愛だという箇所を読みました。私たちがカンボジアの教会に愛を届けることができたのなら、それは間違いなく神の働きで、その愛は神そのものです。こんなにも聖書の箇所をハッキリと感じる経験をしたということに驚き、そして感動しています。
プレスクールの柵補強作業に懸命な本間さん(中央)

また、前回も訪れたTang Krang(タンクラン)村の教会では、3年前に出会った子どもたちと再会することができました。子どもたちに前回撮った写真を見せると、驚きながらも笑顔で「覚えているよ」と言ってくれ、その言葉だけで疲れが癒されました。彼らに再び出会うことができて、関わることができて心が満たされています。JELA職員の皆様、支援してくださった皆様に感謝申し上げます。
本間さんとタンクラン村の子どもたち

2023/04/03

【カンボジア・ワークキャンプ2023】参加者レポート⑦(谷口 和恵さん)

JELAは2月13日から23日に3年ぶりとなるカンボジアでのワークキャンプを行いました。

引率3名を含む13名の参加者たちは、JELAが現地パートナー団体LWD(Life With Dignity)と協力して支援している2箇所のプレスクール(幼稚園)でのボランティア活動を行いました。また、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCC)にも協力してくださり、現地の青年会や礼拝に参加し、ボランティア活動を含めて、施設の子どもたちなどと交流を深めました。
アンコールワット遺跡前にて

カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、戦争博物館、王宮などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。

また、キャンプ中に毎晩行ったディボーションでは、チャプレンを引率してくださいました日本福音ルーテル日吉教会の多田哲牧師が、参加者の皆さんと共に、その日に体験したことを聖書と照らし合わせながら、振り返りと分かち合いの時間を過ごすことができました。 これらの体験をもとに、今回の参加者10名から感想のレポートをいただいておりますので、順次ご紹介いたします。

 以下は、谷口和恵さんのレポートです。

◇◆◇
谷口さん、アンコールトム遺跡にて

飛行機に乗って7時間飛ぶと、そこはカンボジア。真冬の日本から常夏の国へと足を踏み入れた。「新しい出会いがあるかしら?食べ物は美味しいかな?カンボジアと言えばアンコールワット、そしてつい30年ほど前のポルポト政権による恐怖政治は記憶に新しいなぁ」など飛行機の中でぼんやり考えていた。しかし、これから始まる11日間のワークキャンプは私の想像をはるかに超え、驚きと感動そして神の愛の中に包まれている実感、そんな豊かな時となった。
 
ワークと交流、これはキャンプの柱だ。JELAが関係する数か所の施設を訪問。幼稚園、小学校、教会とその施設など。どこでも温かな笑顔と手作りの珍しい食べ物、ココナッツウォーターで歓迎され、どれもがカンボジアの人びとの心尽くしのおもてなしに溢れていた。 ワークでは用意されていた建物にペンキなどで色を塗り、絵の得意なキャンパーのもとみんなで汗を流し、日本の足跡を残してきた。(カンボジアには2か所の施設にそれぞれ富士山が描かれている!) また、ある幼稚園では近くの竹林から切ってきた竹で囲いを作りペンキで色を塗る作業。それも現地の方々のご厚意が感じられるワークとなった。子どもたちには日本から持って行った手作りマスクをプレゼントし、一緒に折り紙を折り、若いキャンパーは子どもたちとサッカーに興じ、そこかしこで屈託のない笑い声が響き、人懐っこくきらきら光る子どもたちの瞳がとても印象的だった。
子どもたちを魅了する谷口さん

キャンプのもう一つの柱は毎晩行われるディボ―ションの時間だ。聖書のみ言葉に聞き、内面を見つめその日の振り返りをする。それはキャンプの一日の締めくくりに相応しく、このキャンプを特別なものにしてくれた。

日頃から聖書に親しんでいる者、教会には行ったことがない者とキャンパーは様々だったが、多田先生が用意してくださった神さまのみ言葉はどの人にもそれぞれの経験値の中で咀嚼され、心の深くに届いたのではないだろうか。「みなさんはそれぞれの思いでこのキャンプに参加されました。でも皆さんは自分をこの地に運んできたことで、確実に神さまの愛を運んでくださっている。出会った人々は皆さんを通して神さまの愛を見るのです。隔ての壁が取り払われ、神の平和が広がっていくといいですね。」と言われた。 神の愛を運ぶ、それは私にとっても新しい視点であり、嬉しい気づきとなった。特別な何かが出来なくても自分を通して神の愛が現わされるとしたらこんなに嬉しいことはない。
聖書と分かち合いの時間、ディボーションでの谷口さん(中央、青ブラウス)と参加者たち

カンボジアは歴史上幾多の戦場になり、記憶に新しいところではポルポト派による大量虐殺が4年近くに渡って行われた。当時の政府にとって邪魔な知識層が200万近く虐殺されたのだ。それには女性子どもも含まれる。実にその数は国民の4分の1にも上る。 訪れたプノンペンのトゥ―ル・スレン虐殺博物館や郊外にあるキリングフィールドではあまりの悲惨さに足がすくむ思いだった。しかし町の人びとは黙して語らず、今訪れている平和を享受し、プノンペンの町は大都会へと変貌し続けている。乗り越えられない辛さや悲しみを抱えながら、それでも人々は力強く前を向いていた。
プレスクールの柵修復作業に励む谷口さん(左)

シュムリアップのアンコール遺跡群にも訪れた。長い歳月を感じさせる遺跡の数々はそれだけでカンボジア王朝が繁栄していたころを物語り、悠久の歴史を感じさせてくれた。
 
たった11日間過ごしただけで、カンボジアは、もはやガイドブックに載っている国の一つではなくなった。かの地で出会った人々の笑顔に愛を感じたし、日々の暮らしぶりを思う時私も励まされる思いがしている。
 
最後になりましたが、毎晩のディーボ―ションで振り返りの大切な時間を用意してくだった多田牧師、 このキャンプを企画し引率をしてくださったJELAの星崎ポールさん、森一樹さん、そして時を共にしてくれたキャンパーの皆さんに心からの感謝!!
壁に虹を描く谷口さん(スベイリエン州プレスクールにて)

「『わたしはある』というお方が 私をあなたたちに遣わされたのだ」出エジプト3:14
「神は愛です。愛にとどまる人は神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます」  ヨハネ4:16

【カンボジア・ワークキャンプ2023】参加者レポート⑥(多田 友里恵さん)

JELAは2月13日から23日に3年ぶりとなるカンボジアでのワークキャンプを行いました。

引率3名を含む13名の参加者たちは、JELAが現地パートナー団体LWD(Life With Dignity)と協力して支援している2箇所のプレスクール(幼稚園)でのボランティア活動を行いました。また、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCC)にも協力してくださり、現地の青年会や礼拝に参加し、ボランティア活動を含めて、施設の子どもたちなどと交流を深めました。
LCCタンクランコミュニティセンタースタッフ、子どもたちとの集合写真

カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、戦争博物館、王宮などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。

また、キャンプ中に毎晩行ったディボーションでは、チャプレンを引率してくださいました日本福音ルーテル日吉教会の多田哲牧師が、参加者の皆さんと共に、その日に体験したことを聖書と照らし合わせながら、振り返りと分かち合いの時間を過ごすことができました。 これらの体験をもとに、今回の参加者10名から感想のレポートをいただいておりますので、順次ご紹介いたします。

 以下は、多田 友里恵さんのレポートです。

◇◆◇

 

多田さん(右)とプレスクールの先生

高校生の時に世界史の教科書を読んでいた時には、ポルポトが大虐殺を行ったという一文を読んで、「なんでこんな人の命を命とも思わないひどいことが出来るのだろう」と、ポルポトという人間に対して不思議さを感じていました。今回、実際に虐殺博物館、キリングフィールド、戦争博物館に行き、カンボジアは内乱や他国からの侵入・植民地化の脅威にさらされてきた国であることを学びました。その中で感じられたことは、ポルポトが大虐殺をおこしたのは虐殺自体が目的であったのではなく、国を強くしようとする思想によって虐殺が結果として起こってしまったということでした。

 

ディボーションでは、女を唆した蛇、禁断の実をもいだ女、禁断の実を食べた男と女、怒った神、「女が悪い」と言い訳する男、「蛇が悪い」と言い訳をする聖書の箇所を読み、「責任は誰にあるのか」を皆でそれぞれ考える日がありました。私にはその日に巡った博物館等でのことが思い起こされました。女を唆した蛇は「内乱や他国の脅威がある当時のカンボジアの環境」、禁断の実をもいだ女は「ポルポトやリーダーたち」、リンゴを食べた男と女は「命令によって動く兵士たち」となぞらえることができるように感じられました。当時のカンボジアでは、内乱や諸外国からの侵入によって強くあらねばならないという環境があり、それによってポルポトの国を強くしようという思想が生み出され、ポルポトやリーダー達に洗脳され命令された少年少女の兵士たちが虐殺や拷問を行う。しかし、皆が皆「自分だけが悪かったわけではない」「罪を犯さざるを得なかった」と答えている。ここでは、責任が分散されていて、誰か一人だけが悪いと言い切ることが難しい。いろいろなことが積み重なって起こってしまった。それらのことを考えていた時に、自分も環境によっては、ポルポトのようになりうることも、兵士のようになりうることも、犠牲になった人々になりうることも、全ての可能性があり、戦争は全くの他人事では無い、とひしひしと感じられました。今の自分の環境がそうではないだけで、いつだって加害者にも被害者にもなる可能性はあることに気づき、とても怖いと感じました。

プレスクールの壁に桜の花を描く多田さん


カンボジアでのワークキャンプから日本に帰ってきて、自分の国である日本に対しての視野が広がりました。日本の少子高齢化を憂うニュースや子ども支援の政策に対しても、カンボジアでのことを対比したり、他の国と比較したりする視野を得ました。また、「日本はこのままだとどうなってしまうのか」と真剣に心配できるようになりました。カンボジアは長く続いた戦争が終わり、子供が多い国で、観光をしている時や、学校の先生、子供達といる時にも国全体の力強さやエネルギーを感じ、これからどんどん発展していく熱量を感じました。それと比べて、日本は整然としていて、国が成熟していて疲れているような雰囲気があるように感じるようになりました。

子どもたちに折り紙を教える多田さん(中央グレー上着)とさんか

ロシアとウクライナの戦争は続き、日本国内でも心が痛くなる出来事がたくさんあります。そんな中、自分にできることは何かと考えた時、戦争を他人事では無いと考えること、自分に出来る奉仕をするということではないかと思いました。今回、JELAの方々が支援してこられた村の幼稚園や小学校に訪問して、本当に暖かく歓迎して頂きました。ただ自分がそこにいるというだけで感謝してもらえる経験は今まで中々なくて、申し訳なく感じながらも笑顔をもらって嬉しかったです。その時もらった暖かさを覚えて、自分が手を伸ばせる人に暖かい奉仕をしていきたいと思います。
貼り直したプレスクールの柵を塗る多田さん


今回のカンボジアのワークキャンプでは、普通の観光旅行では得られない経験をさせて頂き、たくさんの気づきと学びを得ることができました。JELAの皆様と、JELAを支えられている皆様に本当に感謝しております。また、一緒にキャンプをした皆さんのおかげで、とても楽しい10日間でした。出会いに心から感謝です。本当にありがとうございました。


2023/03/31

【カンボジア・ワークキャンプ2023】参加者レポート④(宮本 英さん)

JELAは2月13日から23日に3年ぶりとなるカンボジアでのワークキャンプを行いました。

引率3名を含む13名の参加者たちは、JELAが現地パートナー団体LWD(Life With Dignity)と協力して支援している2箇所のプレスクール(幼稚園)でのボランティア活動を行いました。また、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCC)にも協力してくださり、現地の青年会や礼拝に参加し、ボランティア活動を含めて、施設の子どもたちなどと交流を深めました。
JELAとLWDが支援して建てられたプレスクールのトイレを塗装する参加者たち

カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、戦争博物館、王宮などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。

また、キャンプ中に毎晩行ったディボーションでは、チャプレンを引率してくださいました日本福音ルーテル日吉教会の多田哲牧師が、参加者の皆さんと共に、その日に体験したことを聖書と照らし合わせながら、振り返りと分かち合いの時間を過ごすことができました。 これらの体験をもとに、今回の参加者10名から感想のレポートをいただいておりますので、順次ご紹介いたします。

 以下は、宮本 英さんのレポートです。

◇◆◇

日本に帰国後、ワークで汚れた軍手やスニーカー、記念に買ったポストカードなどを片付 けながら、カンボジアワークキャンプの思い出を振り返っていました。振り返ってみても、毎日がとても刺激的で、豊かな時そのものでした。
 
カンボジアについた日に感じたあの異国の匂い。私にとって記憶上初めての海外への渡 航でした。国に匂いが存在することに強い衝撃を受けたのを鮮明に覚えています。
 
2日目、午前中散策したセントラルマーケットで感じた人々の活気。つたない英語を駆使しながら一生懸命に買い物をしました。午後に訪れたトゥールスレン虐殺博物館とキリングフィールドでは、人間の弱さを目の当たりにしました。カンボジアの歴史、それが私と同じ人間の行いであることを信じたくありませんでしたが、現場に展示されている犠牲者の写真や音声ガイドで聞く関係者の声、それらは間違いなく私と同じ「人」でした。人がここまで残虐になりえる弱い生き物であること、時代が違えば自分もそんな人になりえたことを感じて落胆に近い感情を抱いたのを覚えています。
 
3日目と4日目に訪れたJELAの協力団体であるLWD(Life With Dignity)のオフィスと共同で支援する学校で感じた都市部と郊外の格差。オフィスで都心と郊外のインフラ設備や教育の格差が進んでいること、コロナ禍でその格差が顕著にみられることを学びました。実際郊外の学校訪問では教員の待遇が整っていないところ、建物こそできているものの都心に比べてまだまだ設備が足りていないところが見受けられました。
支援先の小学校生徒に手作りマスクを配る宮本さん(中央・帽子)

また、この日は自分の無力さを感じた日でもありました。生活や教育を必要としている子どもたちに自分がしてあげられたことは、ペンキ塗りと折り紙を折ることだけ。折り紙で鶴を折ってあげるだけで声を上げて喜ぶ子供の姿、お互いの知っている少ない英語で私と交わす会話を楽しんでくれる子供の表情に、逆に自分が救われました。
子どもたちとの交流を楽しむ宮本さん(中央・白Tシャツ)と参加者たち
 
5日目から7日目にかけて交流した青年たちから感じたエネルギーも印象的でした。カンボジアにあるルーテル教会のコミュニティを3か所訪問し、コミュニティの青年たちと交流しながらワークをしました。カンボジアの同世代の若者と一緒に礼拝し食事をとり、言葉を交わした体験で感じた気持ちは帰国してからもなお、私の心に残っています。日本より環境は整っていませんでしたが、大学で学んでいることや、自分の身の回りのことを楽しそうに教えてくれる同世代の姿は輝いて見えました。そんな姿になにか大きな可能性を感じたのを覚えています。他方で、ここでも都市と郊外の格差を感じました。彼らの教会やコミュニティセンターの設備も雨漏りがいくつもあったり、礼拝中に停電が発生したりと、インフラ設備も不十分な状態でありました。ワークの帰りに新しくできたイオンモールで夕食を取りましたが、若者たちの居た雨漏りだらけの教会と、夕食を取った大きくて新しいイオンモールが同じ国であるとは思えませんでした。 
 
8日目に訪れた実際に使用されていた戦闘機や銃器が展示された戦争博物館。動いていなくても戦車やヘリコプターの威圧感には体が強張りました。実際に使われていた戦闘機が綺麗な状態で見られることから内戦が終わってまだ日が浅いことを感じました。私の生まれるほんの少し前まで、これが動いていたと思うと悲しく、今もなおこれらと同じような戦闘機が人の命を脅かしている地域があると思うと苦しくなりました。
 
キャンプ9日目、10日目に訪れたカンボジアの観光都市シェムリアップで、文化維持と発展の両立の難しさを感じました。2日間でアンコール遺跡群やナイトマーケットを観光しましたが、同じ都心でも街の様子は8日目まで泊まったプノンペンとは違い、観光地化が進んでいたことに驚きました。マーケットで会う現地の人はプノンペンで会った人同様に皆フレンドリーで、活発な印象を受けました。しかし、売られているものは観光客向けの定番のグッツが多く、道ですれ違う人の外国人の多さ、道の綺麗さにプノンペンとのギャップを感じました。開発がみられるのはいいことだと思っていましたが、プノンペンの雑然とした街の中に感じる人々の生活感や文化が恋しくも思えました。
手形でイラストを楽しむ宮本さん(左)、現地LCCスタッフ(中央)と参加者の古屋さん(右)

街で受けた刺激はこれら以外にも山ほどありますが、毎晩行ったディボーションで受けた刺激も貴重な体験の1つでした。10日間、日々いろんな思いを抱きました。出会いや体験にうれしい思いや暖かい思いがしたこともあれば、自分の無力さ、弱さに打ちひしがれる思いがしたこともありました。ディボーションの時間はそんな気持ちを整理する大事な時となりました。賛美をして心を静め、聖書の御言葉にその日の経験や思いを重ね、その体験、思いをどう捉えるべきかのヒントを得ました。その中でも一番心に残っているのは、このワークが、愛を分かち合うためのものであるということでした。7日目のディボーションで、神の愛とは「与える愛」であり、その愛は人とのふれあいの中で分かち合われることを学びました。
 
今回カンボジアの人々に私がしてあげられたことは物的には本当に微力なものでした。しかし彼らとの交わりの中には確かに愛が存在したと思います。どの瞬間も互いに神の愛を分かち合う豊かな時であったと思うことができるのです。新しい人と出会い、交わることが愛の分かち合いにつながること、これはこのカンボジアワークキャンプで得た確かで大きな学びであると感じています。
 
カンボジアにいる人々のような隣人に、今私のような学生ができることは本当に僅かなものです。しかし、愛を届けることは自分にもできることを学びました。人と交わることで生まれる希望があることを知りました。この学びを心に留めて大学での学びに励み、いつか 自分に新たな力が与えられたときには人と人の、平和で豊かな交わりを支える人となりた いと思います。

最後になりましたが、私のような学生がこのような貴重な体験をできたのは、JELAの 関係者や協力者の方々、10日間共に過ごしたキャンパーのおかげだと感じています。今 はただ、関わってくださったすべての方々に、そしてJELAのカンボジアワークキャンプ に導いてくださった神様に感謝の気持ちでいっぱいです。

2023/02/24

【カンボジア・ワークキャンプ2023】13名全員で無事帰国しました!

3年ぶりとなる「JELAカンボジア・ワークキャンプ2023」が2月13日(月)から23日(木)の 11日間の日程で行われました。

一昨日の2月22日(水)の夕方にカンボジアのシェムリアップを発ち、ベトナムのホーチミンを経由して、2月23日(木)の7:30に成田空港に到着しました。


帰国直後の参加者ら

今なお感染症への予防が呼びかけられている中での開催であったことや、また連日35度を超える暑さの中でのワークキャンプであったことから、特に体調面で心配をしておりましたが、大変感謝なことに、誰1人欠ける事なく参加者10名とスタッフ3名の合わせて13名全員で無事に帰国することができました!!!



「Cambodia」での「Camp」を表す「CC」ポーズで記念撮影

JELAのワークキャンプ事業をお支えくださっている皆さま、そしてJELAのブログやSNSを見て応援とお祈りをして下さった皆さまに心から感謝申し上げます。

キャンプ初日の様子はこちらから

現在、参加者1人1人にキャンプの感想レポートを作成してもらっております。そちらも集まり次第、ブログやSNSで更新して参りますので、カンボジアでの経験や学びを綴った生の声をぜひ楽しみにお待ちください!


JELAの公益事業イメージ

また、JELAは今回のワークキャンプのような、将来社会や助けを求める人に仕える方の育成を目的とした「奉仕者育成事業」をはじめとした、様々な公益事業を行っており、それら事業の根幹には「キリストの愛をもって、日本と世界の助けを必要とする人びとに仕える」という使命があります。そのような弊財団の働きに賛同していただけましたら、ぜひ「JELAサポーター」としてJELAの働きに加わり、お支えいただけますと幸いです。

JELAサポーターについて詳しくはこちら



2023/04/04

【カンボジア・ワークキャンプ2023】参加者レポート⑧(田中碧さん)

JELAは2月13日から23日に3年ぶりとなるカンボジアでのワークキャンプを行いました。

引率3名を含む13名の参加者たちは、JELAが現地パートナー団体LWD(Life With Dignity)と協力して支援している2箇所のプレスクール(幼稚園)でのボランティア活動を行いました。また、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCC)にも協力してくださり、現地の青年会や礼拝に参加し、ボランティア活動を含めて、施設の子どもたちなどと交流を深めました。
色違いのキャンプTシャツをお披露目する参加者の皆さん

カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、戦争博物館、王宮などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。

また、キャンプ中に毎晩行ったディボーションでは、チャプレンを引率してくださいました日本福音ルーテル日吉教会の多田哲牧師が、参加者の皆さんと共に、その日に体験したことを聖書と照らし合わせながら、振り返りと分かち合いの時間を過ごすことができました。 これらの体験をもとに、今回の参加者10名から感想のレポートをいただいておりますので、順次ご紹介いたします。

 以下は、田中碧さんのレポートです。

◇◆◇

田中さん(右)、現地教会の青年集会にて

カンボジアのワークキャンプから「ボランティア」に対する考え方が変わり、改めて平和について考えることができました。初めてカンボジアに行き初めてだらけのワークを行い、11日間とは思えないほど、様々な人の多様な考え方にふれる経験ができて、楽しかったです。

 

このキャンプを応募した理由は「ボランティア」をしたかったからです。小さい頃から、海外でボランティアをしてみたいと思っていました。また、「自分の手で誰かを幸せにする」というのが人生の目標にあったため、ボランティア活動を海外でしてみたいと思っていました。

 

実際にカンボジアに行き仲間と共にワークをすると、ボランティアに対する考えが少しずつ変わっていきました。カンボジアへ来て4日目に、スベイリエン州にあるプレスクールを2か所訪問し、学校のトイレの壁を塗り、絵を描きました。また、竹で作られたフェンスを設置し塗装するワークもしました。壁にペンキで色を塗ることも絵を描くことも得意ではありませんでした。それでも、現地の人達は筆を使い分けられるようにたくさん用意して下さったり、色を作るのを手伝ったりして下さいました。フェンスの設置では、フェンスを補強するワイヤー切りや竹を切る作業もありました。やり方を教えて下さり、足りないものがあれば揃えて下さいました。

プレスクールのフェンス補強作業をする田中さん

 ワークを振り返ると、ボランティアするための道具も場所も全て用意して下さり、ボランティアさせてもらっていたと強く感じました。その日のディボーションも通して、自分の中でボランティアをする側を、このような立場で考えていたのだと気づきました。「している」のではなく「させてもらっている」。誰かを手助けする行為も一方的な思いだけではできない。互いの思いがあるからこそできるということに改めて感じました。また、圧倒的な技術を届けるだけがボランティアではなく、誰かを思う気持ちを身体と共に届けることがボランティアなのだと気づかされました。

 

またチュンエク大量虐殺センター、トゥール・スレン虐殺博物館、シェムリアップにある戦争博物館を周り「平和」について改めて考えさせられました。虐殺博物館は想像以上に恐ろしい歴史があり、博物館自体もその当時が想像できてしまうほど生々しさが残っていました。同じ人間がしていたという事実になにより驚きました。虐殺センターでは思わず耳をふさいでしまいたくなるような話もありました。今は跡地となっているからこそ、そこにある自然の美しさにも目を向けられますが、当時ではこの自然の美しさに気づくことすらできなかったという事実を前に悲しい気持ちになりました。

LWDソフィアップ事務局長(右)と話し合う田中さん(中央)

 戦争博物館では、戦車を間近に見ることができ、中が空洞になった戦車や錆びだらけの機体を見ながら、操縦士等の気持ちについて考えていました。実際に見る戦車はとても恐ろしく、地球のものではない気がしてしまう異様な雰囲気がありました。しかし、戦車を作り、動かしたのは人間である事実を痛感しました。

 

カンボジアの歴史に触れ、人に触れ、聖書を読み、人間の望む「平和」とは何だろうと改めて疑問に感じました。「良いところも悪いところもあるのが人であり、互いの全てを理解することは難しい。」頭では分かっていても、自分の価値観で善か悪かを測り、理解できないものを除外しようとしてしまう。不条理なことにさえ責める理由を探してしまう。受け入れることも受け止めることも頭で理解することと、心で理解することは違うものだと考えさせられました。

 

様々な文化や習慣、人に触れ多様な考えを吸収することができたからこそ、新たな考えが生まれたのだと思いました。この経験を忘れずにこれからも様々な人と出会い、考えを吸収して「平和」につながる一歩を見つけられればいいなと思いました。

田中さん(左)とLCC現地スタッフ