2018/03/05

【短期宣教師支援】ブレントさん、長い間ありがとう

3月末でルーテル学院中学・高等学校での任務を終えアメリカに帰国する短期宣教師(J3)のプレント・ウイルキンソンさんが、滞日中の出来事についてレポートを送ってきてくださいましたのでご紹介します。

ブレントさんのJ3としての初来日は2013年9月末でした。翌年4月から2016年3月まで、ルーテル学院中学・高等学校で勤務し、任期終了である2016年3月末に一旦帰国されました。


故郷アメリカでゆっくりし、就職先を探しておられた2016年4月中ごろに熊本地震が起こりました。その影響もあり、英語教員が急に足りなくなったルーテル学院中学・高等学校はプレントさんに連絡し、もう2年間教えてもらえないかと相談をもちかけました。地震直後でまだ余震も収まっていない時期です。プレントさんは学校の申し出を快く引き受けてくださり、急遽ビザその他の手配をして2016年6月に再来日し、この3月まで改めて同校のために尽くしてくださったのです。


その優しさと勇気ある決断に学校の皆さんは感動されたと聞いています。当時の様子については、次の記事をご覧ください。 → http://jelanews.blogspot.jp/2016/07/blog-post_15.html


 ブレントさんは日本語が大変お上手で、以下のレポートも日本語で書いてくださいました。編集せずに原文のままお届けします。


◇◆◇

日本では、たくさんの体験をし、たくさんの人と交流でき、いい思い出を作ることができました。その一つを紹介したいと思います。

去年の夏休み、青森県に行きました。一人旅で行きましたが、一人の時間は少なかったです。

ある日、朝早く岩木山という山を登り始めました。登山の道で、人はほとんどいませんでしたが、休憩するときに、男の人が通り過ぎました。一回目は、ただ挨拶してくれました。

でも後で、彼が休憩していたとき、追いついて、少し話しあい、お菓子を交換しました。日本人は、登山の時に、チョコレートを食べるとわかって、びっくりしました。アメリカでは、普通に果物やナッツを食べます。
岩木山登山中に出会ったブレントさん(左)と男性の方

山頂に着いたら、一緒にお弁当を食べて景色を楽しみました。そしていろいろ話しながら、一緒に下り、温泉に入って、バスで帰りました。

翌日私は弘前市を観光しようと思って、駅で荷物をコインロッカーに入れていました。三人の男に話しかけられました。私が一人だとわかったら、一緒に観光をしに誘ってくれました。その一人は、弘前の出身で、たくさんのいい場所を見せてくれました。楽しい一日を皆で過ごしました。

日本人はシャイだと言われていますが、全然知らなかった日本人といい思い出を作ることが出来、うれしくと思います。

◆◇◆